敵前逃亡

愚息は、今週の国立の試験を前に、全くやる気をなくし、すでに合格通知をいただいた、都内某私立大に心が飛んでいます。

これを「敵前逃亡」と言わずして、何と言おうか！



さて。

再び、もぐります。
ようやくここに上がれましたが、まだリハビリが必要。私が。

母、調べる

出願期間が次第に迫っています。
特に私立。我が家は一校追加したので、火曜日までに処理しなければいけません。
我が家は東京から新幹線で１時間のところですが、やはり前泊をします。理由は、この時期の天候。つまり雪で新幹線が止まってしまったら、元も子もないですからね。

このホテル探しが結構面倒でしてね。東京はたくさんホテルがあるし、いくら私が学生時代を東京で過ごしたからと言って、あれからもう３０年が経ってるんだから、おのぼりさんも同じこと。西よりはわかるよ、程度のレベルです。
初っ端は前泊２月１日。品川に泊まります。
ここは一人で行かせます。基本、一人ですが（学校の先生に保護者会の時、『一人で行かせてくださいね』と釘を刺された）、私立の本番（４日）は今のメンタル考えて、ここだけは一緒です。一緒に泊まって、当日学校まで送り届けたら、すぐに帰ってきます。（午後から私が研修なので）

他は無論、一人です。ああ、でも、やっぱり心配で着いて行きたい。
親バカです。わかってますよ。でも、ほんっとに心配です。
メンタルもそう。身体が不調になったらどうしよう、とか考えちゃいますね。
で、母はいろいろなサイトをめぐっては、受験生の母たるものは？など、いろいろ情報を調べるのです。
ああ、絵に描いたようなダメ母だわ。モンスターペアレントにならないよう、それだけは注意したいと思います。

母、走る

愚息の試練は続いておりまして、今はメンタルの立て直しです。正直、第一目標の某国立はコケまして、明日届くであろう「バンザイシステム」（合格ラインを割り出したシステム。合格確実だと、バンザイマークが出るらしい）はバンザイではなく、腕組みではなかろうかと予想しております。いや～ホンマに国語が悪かったみたいね。先生も唸ってた。

メンタルの立て直しはなかなか大変です。ただ、先生がおっしゃるに、初めての大きな試験がセンター本番なので、緊張するのは当たり前。今は一番辛いがここで踏ん張ってほしい、と。そして、私立は強気でいけ、とのこと。

実は、メンタルトレーニングは誰であろう私自身が一番先にやらねばならないことなんだと実感。母が潰れていたら、共倒れです。嘘くさいかもしれないけれど、ポジティブシンキングで過ごそうと思い直しました。
これというのも、同じ仕事仲間の助言があったからこそ。
努力を積み重ねている人であれば、サクセスイメージは成功に繋がるそうです。夜になると意気消沈どころか、息遣いも荒くなる愚息に、今日はそれを言い続けました。

出来る、出来る。大丈夫、と何度も何度も言い聞かせる。そこでダメだと思ってしまうかもしれないけれど。とにかく言い聞かせる。
愚息も、私も。

これから昼間は家で勉強するわけなので、明るいうちに難しい問題集を。煮詰まったら、表へ出る。
夜は得意分野。しかも出来るだけわかりやすいものを。暗記の復習だっていいな。
で、早めに寝る。

もう、一度失敗経験しているので、あとは立て直しをどうやっていくか。本人次第です。

母は、せめて、愚息の食べたいものを買いに、スーパーへひとっ走り！
寒いけど、雨降ってるけど、頑張る。

（精神的な不調は、娘にまで飛び火しまして、あまりよろしくない。二人分のメンタルケアは、ちょっとメゲるな）

愚息、戦う

センター終了。
感想を一言で申せば、

「センターには魔物が棲んでいる」

です。
ということで、結果がどうであったかは、どーか察してください。
本当に、大騒動の二日間でしたわ…ふぅ…

さて、自己採点が終わり、これからが本番です。
国立二次、私立、出願期間が迫っています。とりあえず何校かは出しているものの、自己採点の結果如何で私立も変わってきますので、もしかしたらさらに安パイのところを受けるかもしれません。

まー、しかし何ですな～試験てこんな過酷なんだな～私は推薦でしたので共通一次（そういう時代だったの！）は未経験なんです。でも主人は経験しているので、時代こそ変わりましたが感覚はよくわかるようです。
「まあ、こんなもんだ」と、二度も経験した（笑）主人が言ってました。

センターで「失敗」したというならば、それをどう切り替えるか。それはあくまで本人次第でして、いくら正論を述べても本人が腰を上げなけりゃ無理ですからね。母としては、とにかく見守るしかありません。
ただ、もっとメンタルケアをしてあげるべきだった。
お兄ちゃんは大丈夫だと、油断していました。いくら男でも、まだたかだか１８なんですね。社会に出たことのないガキなんですね。当たり前のことなのに、わかってなかった。
ああ、やっぱりワタシ、過保護ママなのかしら。
（笑いたければ笑うがいいさ～）

ということで、これからが勝負！愚息の戦いをどーぞ皆しゃま、応援してちょうだいませ。

愚息、挑む

センター試験当日です。
今、お昼を過ぎ、そろそろ会場の雰囲気にも慣れた頃でしょう。

今朝は、いつもと同じ時間に起床。あまり表情を出さない子なんですが、さすがにどこか緊張気味。
アンパンとスープを食べて、支度を始めましたが、いつもより無口。
わたしゃ、心配でなんど
「受験票持った？鉛筆は？消しゴムは？」
と、聞く。その度、「うん」とか「持った」と、面倒くさそうに答える愚息。わかってるんだってば。母親のその一言がうるさいって。それでも声かけずにはいられない母心をわかってくれ～。


会場は我が家から車で約２０分ほどの、県立高校。約８００名がここで受けるらしい。
主人と一緒に行きましたよ。親バカと笑ってください。すでに会社でも笑われています。愚息は車中でもだんまりのまんま。
途中コンビニに寄っても、動きが落ち着かない。顔、強張ってる。
この日のために一年頑張ってきたわけで、それが今日試される。一生を左右すると言っても過言ではないのだから、緊張もするわな～車から降りて
会場に向かう愚息の背中見てたら、マジに涙出た…。
愚息の中学受験のときは、わたしがテンパってバッグ忘れたな、そう言えば…

今日は文系（地歴公民・英語など）、明日は理系（数学・理科）。
私は自分が文系で、しかも推薦でしたから、こんなにたくさん試験受けることが信じられないのですよ。
今日はどんな顔して迎えてやろうか…ああ、また泣いてしまいそう。