管理人がある日突然、乳がん宣告受けました。
でも、笑って治すわよ!!
昨年行われた会社の人間ドッグで、大腸検査に引っかかりました。大腸検査ってすごく辛くて痛くて、キツイんだって、と経験者からさんざん脅かされ、また、自分でもネットで調べ、「2リットルの下剤」飲むなんて、ともう、嫌で嫌で、敵前逃亡しようかとマジで思ったほど。思わず、いろんな嘘考えましたよ。「緊急の仕事が入っちゃって~」とか「生理になっちゃって~」とか「熱が出ちゃって~」とか。でも、仲間に「もしもの時のこと考えなさい」と諭され、昨年の乳がんのことを思い出し、渋々行くことにしました。
まずは、結果から。「異常なし」モニターで見た自分の大腸は、綺麗なもんでした。先生も「大丈夫だね~」と言ってくださいましたし、組織を取るようなポリープもなし。引っかかったときは「転移」「再発」を考えましたが、異常がなくて一安心です。
大腸検査は何が一番いやかと言いますと、全部嫌(笑)その中でも、検査前準備にものすごく時間がかかる、ということです。
①検査前2~3日前から、食事には気を付ける。消化の良いものを食べる。(豆類、海藻類、こんにゃく、しいたけなどは消化が悪いので止めておく)→大阪で研修会があり、夜の宴会で気にせず喰ってしまった…
②絶食期間が胃の検査より長いこと。私の場合、検査前日の夜から絶食でした。ただし、飲み物と飴玉はよかったので、ひたすら水分を取りました。夕方、病院からもらった下剤を服用。これを飲むか飲まないかで、翌日の検査におおいに関わってきます。水分たくさん摂ることがポイント。ただし、病院によっては、この下剤を出さない所もあるらしい。また、食事のとり方の指導もまちまちのようですね。
③下剤の効果が夜中に出ました。3回ほどトイレにかけこみ、かなり腸が綺麗になったと思いきや、まだまだなようで、これから先は検査当日にまたまた下剤を飲むこととなるのです。
これが、嫌なんですね。やっぱり下の関係はできるだけ短時間で終わらせたい。差し込む痛みはありませんでしたが、気分的に嫌なモンです。
④検査当日は、8時30分に病院入り。簡単な問診を終わらせ、個室に案内されます。この時点で、もう、緊張なんてぶっ飛んでましたね。さんざん同僚に脅かされていたので、かえって「どうせ痛いんだ」みたいな開き直りでした。さて、いよいよ、2リットルの下剤。と言っても、ドクターの指示で1.5リットルに。やはり前日の下剤の効果のようです。
⑤その下剤。大きな透明の容器にいれられた、大腸検査専用の、腸を綺麗にするお薬だそうです。コップに入れて、時間をかけながらゆっくり飲みます。味は常温ポカリみたいな感じ。あまり勢いづいて飲むと、絶対吐きます(笑)だから、ナースが「ゆっくり飲んでね」って言ったのか。私は約1時間かけて1.5を飲みました。
⑥その1時間の間に、何度かトイレへ。全部で6回ほど行きましたね。差し込む痛みはありませんでした。だから、お腹を「くの字」にしてもんどりうつ、というようなことは一切なし。あらかじめ雑誌を持ってきていたので、背もたれ式の椅子にゆったり座り、コーヒー代わりの下剤飲みながら(笑)比較的ゆったりして漫画読んでました。ちなみに「文学少女」という漫画。有川先生の「植物図鑑」を漫画化したものも載ってるんだよ~。隔月発売、かな?
⑦大腸検査の嫌なところは、便の状態をいちいち看護師に見てもらわなければならないところ。看護師のOKが出ないと、先に進めませんからね。これはやっぱり恥ずかしい。最初の1回目はまだダメとわかっていたので見せませんでしたが、2回目以降毎回ではないけれど、何度か来てもらいました。おばちゃんの私は、恥ずかしいと言いながらも、そこらへんはしょうがないと思いますが、若いお嬢さんやメンズくんたちは辛いだろうな。あ、何度も言いますが、下剤と言っても痛みは全くないですから。お腹がキュルキュルって鳴って、「あ、きた~」と思う程度。脂汗かいて、なんて皆無ですからご安心を。
⑧このあたりから、少しずつ喉の渇きが。そりゃそうですよね。前日の昼過ぎから一切食べていないんですから。昼以降は間食もダメだったので、もう、お腹がすいちゃって。さらには水分出してるから、ちょっとした脱水状態になってましたね。もちろん、水分補うために、点滴は欠かせませんよ。
⑨さあ、いよいよ看護師さんのGOサインも出ました。まずは、お着替え。指定の検査着と紙パンツ。これはお尻側に穴が開いてます。血液採って、点滴して、血圧計付けて、最後に注射二本。腸の動きを一時的に止める注射。これ、痛い。右肩にブスっと刺されまして、もう一本は意識が少し朦朧とする薬。点滴の中に混ぜました。でも麻酔ではないので、会話とモニターは見れます。が、やっぱり会話は途中の記憶が断片的。気付いたら、仕事の話をしてました。話しながら、「あれ?なんで私、こんな話してんだ?」って自分でも不思議でした(笑)でも、モニターはちゃんと見れましたよ。ああ、あたしの大腸、き・れ・い!
⑩管を肛門から入れるとき、痛みはほとんどありませんでした。たぶんね、これ、ドクターの技量なのかな。うちのドクターはやっぱり上手かったんだと思います。さんざん脅かしてくれた人たちは、下手くそなドクターにあたってしまったんでしょうか?胃カメラも同じだって言いますしね~。あっという間に、「ほら、もう、管が大分入ったよ~」って言われ、「早ッ!」って驚きました。ただ、管が動くと狭く曲がりくねった腸にどうしても当たってしまうため、痛みは伴います。でも、すっごい痛いかって言ったら、「いてッ」って言うくらい。泣くほどの痛みはほとんどありません。(注射の方が痛かったよ…)これは絶対大丈夫。それよりも、「変な感じ」はします。検査の関係で空気を入れたり水を入れたりするので、「おお?何、今の」って感じですね。それも、約10分ほどで終了しました。
⑪うちのドクターは患者さんへの声掛けが上手な方なので、「よく頑張ったね~」「もう大丈夫だよ~」「調子が悪くなったら、いつでも来ていいからね~」とそれは丁寧に言ってくれます。これだけで、安心できるってもんですね。
⑫全て終了して、個室へ。すでにベッドに布団が用意されていまして、そこでしばらく横になって休みました。約1時間ほどかな。ていうか、あまり移動した覚えがない。やっぱり朦朧としていたのですね。車で来ないでくださいというわけがわかりました。帰りの自転車でさえ、辛かったもの。とにかく喉が渇いて仕方がありませんでした。吐き気は無いけれど、全身疲れてしまって、この時はさすがに辛かったな。受付のお姉さんに「大丈夫ですか?」と心配されたほど。でも、時間の経過とともに元に戻っていきます。もし、これからこの検査をやられる予定のある方は、送り迎えをしてもらった方がいいかもしれません。私、帰り、自転車きつかったです。
⑬検査後。とにかく喉が渇いていたので、ホットレモンティーを途中のスーパーで買い、ほぼ一気飲み(笑)すんげ~美味かった♪刺激物はダメですが、それ以外ならOK。私は無性に甘いものが食べたくて、菓子パンやおいなりさんなど、目につくものをあれこれ買い込んで、あっという間に食べてしまいました。夕飯は煮込みうどん。食べられるって、シアワセ。お腹の調子は、思ったほどではないです。今の所。少しゴロゴロと鳴っていますが、痛みは無し。張りもそんなにひどくありません。
⑭で、一言で言えば、「胃カメラより楽チンでした」が私の感想。準備期間が長いのは閉口しますが、喉でゲプゲプしながらの検査より、こっちの方が私は楽だと思いました。ま、だからと言って、そう頻繁にうけたい検査じゃありませんけどね。
というわけで、こんな感じで一日が終わりました。これから検査を受けようと思っている方、どうぞご心配なさらずに。確かに下剤飲むのは大変ですが、痛みを伴うものではないので大丈夫です。ちなみに、今回の検査代は約8500円。もしポリープを取ったり、組織検査に出すと、1万5000円ほどだそうです。
まずは、結果から。「異常なし」モニターで見た自分の大腸は、綺麗なもんでした。先生も「大丈夫だね~」と言ってくださいましたし、組織を取るようなポリープもなし。引っかかったときは「転移」「再発」を考えましたが、異常がなくて一安心です。
大腸検査は何が一番いやかと言いますと、全部嫌(笑)その中でも、検査前準備にものすごく時間がかかる、ということです。
①検査前2~3日前から、食事には気を付ける。消化の良いものを食べる。(豆類、海藻類、こんにゃく、しいたけなどは消化が悪いので止めておく)→大阪で研修会があり、夜の宴会で気にせず喰ってしまった…
②絶食期間が胃の検査より長いこと。私の場合、検査前日の夜から絶食でした。ただし、飲み物と飴玉はよかったので、ひたすら水分を取りました。夕方、病院からもらった下剤を服用。これを飲むか飲まないかで、翌日の検査におおいに関わってきます。水分たくさん摂ることがポイント。ただし、病院によっては、この下剤を出さない所もあるらしい。また、食事のとり方の指導もまちまちのようですね。
③下剤の効果が夜中に出ました。3回ほどトイレにかけこみ、かなり腸が綺麗になったと思いきや、まだまだなようで、これから先は検査当日にまたまた下剤を飲むこととなるのです。
これが、嫌なんですね。やっぱり下の関係はできるだけ短時間で終わらせたい。差し込む痛みはありませんでしたが、気分的に嫌なモンです。
④検査当日は、8時30分に病院入り。簡単な問診を終わらせ、個室に案内されます。この時点で、もう、緊張なんてぶっ飛んでましたね。さんざん同僚に脅かされていたので、かえって「どうせ痛いんだ」みたいな開き直りでした。さて、いよいよ、2リットルの下剤。と言っても、ドクターの指示で1.5リットルに。やはり前日の下剤の効果のようです。
⑤その下剤。大きな透明の容器にいれられた、大腸検査専用の、腸を綺麗にするお薬だそうです。コップに入れて、時間をかけながらゆっくり飲みます。味は常温ポカリみたいな感じ。あまり勢いづいて飲むと、絶対吐きます(笑)だから、ナースが「ゆっくり飲んでね」って言ったのか。私は約1時間かけて1.5を飲みました。
⑥その1時間の間に、何度かトイレへ。全部で6回ほど行きましたね。差し込む痛みはありませんでした。だから、お腹を「くの字」にしてもんどりうつ、というようなことは一切なし。あらかじめ雑誌を持ってきていたので、背もたれ式の椅子にゆったり座り、コーヒー代わりの下剤飲みながら(笑)比較的ゆったりして漫画読んでました。ちなみに「文学少女」という漫画。有川先生の「植物図鑑」を漫画化したものも載ってるんだよ~。隔月発売、かな?
⑦大腸検査の嫌なところは、便の状態をいちいち看護師に見てもらわなければならないところ。看護師のOKが出ないと、先に進めませんからね。これはやっぱり恥ずかしい。最初の1回目はまだダメとわかっていたので見せませんでしたが、2回目以降毎回ではないけれど、何度か来てもらいました。おばちゃんの私は、恥ずかしいと言いながらも、そこらへんはしょうがないと思いますが、若いお嬢さんやメンズくんたちは辛いだろうな。あ、何度も言いますが、下剤と言っても痛みは全くないですから。お腹がキュルキュルって鳴って、「あ、きた~」と思う程度。脂汗かいて、なんて皆無ですからご安心を。
⑧このあたりから、少しずつ喉の渇きが。そりゃそうですよね。前日の昼過ぎから一切食べていないんですから。昼以降は間食もダメだったので、もう、お腹がすいちゃって。さらには水分出してるから、ちょっとした脱水状態になってましたね。もちろん、水分補うために、点滴は欠かせませんよ。
⑨さあ、いよいよ看護師さんのGOサインも出ました。まずは、お着替え。指定の検査着と紙パンツ。これはお尻側に穴が開いてます。血液採って、点滴して、血圧計付けて、最後に注射二本。腸の動きを一時的に止める注射。これ、痛い。右肩にブスっと刺されまして、もう一本は意識が少し朦朧とする薬。点滴の中に混ぜました。でも麻酔ではないので、会話とモニターは見れます。が、やっぱり会話は途中の記憶が断片的。気付いたら、仕事の話をしてました。話しながら、「あれ?なんで私、こんな話してんだ?」って自分でも不思議でした(笑)でも、モニターはちゃんと見れましたよ。ああ、あたしの大腸、き・れ・い!
⑩管を肛門から入れるとき、痛みはほとんどありませんでした。たぶんね、これ、ドクターの技量なのかな。うちのドクターはやっぱり上手かったんだと思います。さんざん脅かしてくれた人たちは、下手くそなドクターにあたってしまったんでしょうか?胃カメラも同じだって言いますしね~。あっという間に、「ほら、もう、管が大分入ったよ~」って言われ、「早ッ!」って驚きました。ただ、管が動くと狭く曲がりくねった腸にどうしても当たってしまうため、痛みは伴います。でも、すっごい痛いかって言ったら、「いてッ」って言うくらい。泣くほどの痛みはほとんどありません。(注射の方が痛かったよ…)これは絶対大丈夫。それよりも、「変な感じ」はします。検査の関係で空気を入れたり水を入れたりするので、「おお?何、今の」って感じですね。それも、約10分ほどで終了しました。
⑪うちのドクターは患者さんへの声掛けが上手な方なので、「よく頑張ったね~」「もう大丈夫だよ~」「調子が悪くなったら、いつでも来ていいからね~」とそれは丁寧に言ってくれます。これだけで、安心できるってもんですね。
⑫全て終了して、個室へ。すでにベッドに布団が用意されていまして、そこでしばらく横になって休みました。約1時間ほどかな。ていうか、あまり移動した覚えがない。やっぱり朦朧としていたのですね。車で来ないでくださいというわけがわかりました。帰りの自転車でさえ、辛かったもの。とにかく喉が渇いて仕方がありませんでした。吐き気は無いけれど、全身疲れてしまって、この時はさすがに辛かったな。受付のお姉さんに「大丈夫ですか?」と心配されたほど。でも、時間の経過とともに元に戻っていきます。もし、これからこの検査をやられる予定のある方は、送り迎えをしてもらった方がいいかもしれません。私、帰り、自転車きつかったです。
⑬検査後。とにかく喉が渇いていたので、ホットレモンティーを途中のスーパーで買い、ほぼ一気飲み(笑)すんげ~美味かった♪刺激物はダメですが、それ以外ならOK。私は無性に甘いものが食べたくて、菓子パンやおいなりさんなど、目につくものをあれこれ買い込んで、あっという間に食べてしまいました。夕飯は煮込みうどん。食べられるって、シアワセ。お腹の調子は、思ったほどではないです。今の所。少しゴロゴロと鳴っていますが、痛みは無し。張りもそんなにひどくありません。
⑭で、一言で言えば、「胃カメラより楽チンでした」が私の感想。準備期間が長いのは閉口しますが、喉でゲプゲプしながらの検査より、こっちの方が私は楽だと思いました。ま、だからと言って、そう頻繁にうけたい検査じゃありませんけどね。
というわけで、こんな感じで一日が終わりました。これから検査を受けようと思っている方、どうぞご心配なさらずに。確かに下剤飲むのは大変ですが、痛みを伴うものではないので大丈夫です。ちなみに、今回の検査代は約8500円。もしポリープを取ったり、組織検査に出すと、1万5000円ほどだそうです。
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