管理人がある日突然、乳がん宣告受けました。
でも、笑って治すわよ!!
…といえば、何のことかおわかりになると思います。
そうです。
木村君主演の「ヤマト」に行ってきました。久々の映画。
ネタバレになりますし、かなり自分の思いが入っていますので、読みたくない方はどうぞスルーで。とりあえず、隠すけどね。
んじゃ。
そうです。
木村君主演の「ヤマト」に行ってきました。久々の映画。
ネタバレになりますし、かなり自分の思いが入っていますので、読みたくない方はどうぞスルーで。とりあえず、隠すけどね。
んじゃ。
+ + + + + + + + + +
映画館なんて久しぶりです。何年も行ってないなぁ。もともと、映画って見ないんですよ。何でかって、疲れちゃうから。映画がつまらなくて疲れちゃうんじゃなくて、その逆。ストーリーに入り込んじゃうものだから、余計考えすぎてしまって、疲れてしまうのです。
今回の「ヤマト」。木村君主演ということで、結構話題になりましたね。番宣の力も大きいでしょうが、やはり「あの『ヤマト』が実写化!」ってことで大いに話題になった。もともと、原作が漫画なものを実写化するには非常に危ない橋を渡るようなもの。ブーイングは当然ですし、イメージ壊されちゃったら、原作派は大ショックですよ。
今のお若い方たちは、あまり知らないと思うのですが、私たちの世代、そうつまり40歳以上は、まさにリアルタイムでテレビにかじりついて見ていましたからね。私の地域では、丁度放送時間が日曜日の午前10時頃から放送していて、毎週楽しみだった。人類が宇宙に行くというのは勿論今までにもあるストーリーだったけれど、そこに「戦艦ヤマト」を取り入れ、「放射能除去装置」なるものを取りに行くために「ワープ」をしたり、ガミラス艦隊を倒すために「波動砲」を使ったり、と、今までにない専門用語が出てきて、そういう面でも非常に斬新だった。「古代進」が格好よくて、「森雪」が可愛くて、登場人物はどれも個性溢れて魅力的でしたね。原作の「森雪」や「スターシャ」なんて、そのプロポーションは鼻血ものだもん。胸はでかいし、ウェストはキュっとしてるし、足は異常に長いし、細いし。よく「ロマン」という言葉が出てくるんだけど、まさにその通り、ロマンを感じるストーリーでした。
さて、前フリが長くなりました。
本題に入りましょう。
どんな見方をするのかは、その人の自由なのですが、正直、見終わったとき、「う~~~ん」と言う感じでした。
これは、「宇宙戦艦ヤマト」の話なのか、「木村拓哉を格好よく見せるためのヤマト」なのか。
木村君、格好よかったですよ。ほーんとに、もう、何も言う所ないくらい格好よかった!あのひと、ほんのちょっとの表情や仕草に、色気があるんです。例えば、私が一番気に入ったシーンは、確かCMにも使われていると思うんですが、グローブを片方口に咥えて、第一艦橋に向かうシーン。
何気ないその素振りが、彼がやるとなんてサマになるんだろう!格好よく見せるその術を、知り尽くしているんですよ、彼は。しかも、最近、年齢的にも渋みが増してきてるから、余計にいい男。この男の色気は、同じジャニーズ事務所でも、彼しか出せないでしょうね。
例えば、悔しそうな表情。口角をきっと上げたり、拳をぎゅっと握っていらついた感情を出したり。たまりませんね。
もともと古代進という男は、原作でも二枚目で、しかもとても優秀な男です。よく、親友の島と引き合いに出されますが、島が静なら古代は動。熱血漢で情に脆い。人望も厚い。また、パイロットとしての腕も超一流で、部下(森雪)がヤマトに戻って来られなくなるとわかると、後先考えずに飛び出して助けに行く。しかも、それがまた的確な判断。もう、お見事。
そんなシーンが、いろいろな面で出てきます。
その都度、木村君の格好良さに、うっとり。あんな男に愛されて、森雪のなんと幸せなことでしょう。
その森雪役の黒木メイサちゃんは、頑張ってましたね。本当は最初、エリカ様があの役をやるはずだったんだけど、メイサちゃんでよかったのだと思いますよ。容姿的にも原作のような細さで、ぴったり。エリカ様じゃ色っぽ過ぎる。木村君とのラブシーンも綺麗でした。
その他のメンバー。これはもう、最強の脇役陣でしょう。沖田艦長に山崎努。島さんに緒方直人。古代守は堤真一、佐渡先生に高島礼子、徳川機関長に西田敏行、そして~そして~!真田さんに私の大大だ~~い好きなぎばちゃ~~~ん!!(柳葉敏郎)
脇をがっつり固めると、主役の二人がより生きるんですね。
となると、今回見る前から不思議だったのが、「デスラー総統」と「スターシャ」は誰が演るんじゃ?という疑問。HP見てもキャスティングになかったし、見落としたのかな~と思ってたんですが、本日その理由が判明しました。
で、ここからが、さっき書きました「この映画は『宇宙戦艦ヤマト』の話なのか?」というところに関わってくるんです。
原作のデスラー総統は、緑色の顔をしたガミラスの総統。「デスラー総統、万歳!」の声とともに、華々しく登場するものすごくカリスマのある人でした。ヤマト(地球)の立場からみれば、彼は完全に「悪者」なのですが、デスラーも瀕死の状態のガミラスを守らなければならなかった。もちろん、冷酷非情な総統ですが、最後には人間くささもあったし、武士(もののふ)という言葉を使うことで、武士道の考えも原作にはあったのです。
また、連載の中には、デスラーの部下とヤマトが戦う中で、敵ながら天晴れと、互いを尊重しあうシーンも何度かあったんです。デスラーたちを決して「悪役」にしなかった。敵だけど、戦いの中で生まれた友情が湧く。
そんな人間臭いところもあの作品の魅力だったのです。が。ががが(笑)
映画版のガミラスは、人間でもなんでもない。思わず「プレデターか!?」と思っちゃいましたよ、あたしゃ。あれでは、なんの感情も湧きません。ただの「悪」です。で、思ったわけ。これじゃあ、HPにガミラスのこと、載せられない筈だよな~って。なんでも、人間が進化した意識生命体とか何とか言ってたなぁ。聞き逃したけれど。だから、セリフもヤマトの乗組員に乗り移って身体を借りて話すの。もちろん、「スターシア」も。けれど、スターシアは名前さえない。声は昔のまんまの声優さんを使ってましたよ。それは懐かしかったんですが、実体を無くしてしまったことで、息づかいとか、感情などが全く伝わってこなかったんですよ。
あれ、なんであんな設定にしちゃったんだろう。あんな設定にしちゃったから、感動が今ひとつ盛り上がらずに、終わってしまったような気がします。
さて、ラストです。
このラストによって、またまた感じ方も違う。基本私はハッピーエンド派なので、主人公が死ぬなどあり得ない。認めない。
それを何故あんなラストにしますか!?え?多分、あれ見た昔のヤマト知ってる人は、「劇場版のパート1とパート2(愛の戦士たち)を足して2で割った話だな」と思ったことでしょう。
「愛の戦士たち」では、最後のシーンで、一人残った古代が、雪のなきがらを隣にしっかりと抱いて、敵艦の白色矮星に突っ込んで行くんですよ。特攻隊さながらですね。今回は、それを取り入れて、自分ひとりで突っ込んでいく。当然、死にますわな。最期に「雪!」って言葉を遺して。
結局、島以下10名が地球に帰還し、放射能は除去される。そして一番のラストは、雪が緑の大地で古代兄弟が写る写真を見ていると、背後から「ママ!」と声がする。そうなんですよ、あなた!雪ちゃん、古代の子供身ごもってたんですわ。あ、もちろん、そういうシーン、ありますよ?ヤマトの中で二人は結ばれるんだもの。その時の子供なんですね。
つまり、古代は死んだけど、子供には緑の地球を見せてあげることができた、古代の平和への思いは、後世に繋がっていく、ということを言いたいんでしょうが。
納得できん!!
やっぱり、そこは忠実に、原作を取り入れて欲しかったなぁ。何故、死なせる意味があったんだろう。
ああ、随分、長く書いてしまいましたね。ま、そんなわけで、娯楽作品としては楽しめると思いますが、昔のヤマトを知る者にとっては、あと一歩と言ったところでしょうか。でも、これだけは言える!
木村拓哉は男前だ!!
ヤマトのことになると、止まらなくなっちゃうな。
今回の「ヤマト」。木村君主演ということで、結構話題になりましたね。番宣の力も大きいでしょうが、やはり「あの『ヤマト』が実写化!」ってことで大いに話題になった。もともと、原作が漫画なものを実写化するには非常に危ない橋を渡るようなもの。ブーイングは当然ですし、イメージ壊されちゃったら、原作派は大ショックですよ。
今のお若い方たちは、あまり知らないと思うのですが、私たちの世代、そうつまり40歳以上は、まさにリアルタイムでテレビにかじりついて見ていましたからね。私の地域では、丁度放送時間が日曜日の午前10時頃から放送していて、毎週楽しみだった。人類が宇宙に行くというのは勿論今までにもあるストーリーだったけれど、そこに「戦艦ヤマト」を取り入れ、「放射能除去装置」なるものを取りに行くために「ワープ」をしたり、ガミラス艦隊を倒すために「波動砲」を使ったり、と、今までにない専門用語が出てきて、そういう面でも非常に斬新だった。「古代進」が格好よくて、「森雪」が可愛くて、登場人物はどれも個性溢れて魅力的でしたね。原作の「森雪」や「スターシャ」なんて、そのプロポーションは鼻血ものだもん。胸はでかいし、ウェストはキュっとしてるし、足は異常に長いし、細いし。よく「ロマン」という言葉が出てくるんだけど、まさにその通り、ロマンを感じるストーリーでした。
さて、前フリが長くなりました。
本題に入りましょう。
どんな見方をするのかは、その人の自由なのですが、正直、見終わったとき、「う~~~ん」と言う感じでした。
これは、「宇宙戦艦ヤマト」の話なのか、「木村拓哉を格好よく見せるためのヤマト」なのか。
木村君、格好よかったですよ。ほーんとに、もう、何も言う所ないくらい格好よかった!あのひと、ほんのちょっとの表情や仕草に、色気があるんです。例えば、私が一番気に入ったシーンは、確かCMにも使われていると思うんですが、グローブを片方口に咥えて、第一艦橋に向かうシーン。
何気ないその素振りが、彼がやるとなんてサマになるんだろう!格好よく見せるその術を、知り尽くしているんですよ、彼は。しかも、最近、年齢的にも渋みが増してきてるから、余計にいい男。この男の色気は、同じジャニーズ事務所でも、彼しか出せないでしょうね。
例えば、悔しそうな表情。口角をきっと上げたり、拳をぎゅっと握っていらついた感情を出したり。たまりませんね。
もともと古代進という男は、原作でも二枚目で、しかもとても優秀な男です。よく、親友の島と引き合いに出されますが、島が静なら古代は動。熱血漢で情に脆い。人望も厚い。また、パイロットとしての腕も超一流で、部下(森雪)がヤマトに戻って来られなくなるとわかると、後先考えずに飛び出して助けに行く。しかも、それがまた的確な判断。もう、お見事。
そんなシーンが、いろいろな面で出てきます。
その都度、木村君の格好良さに、うっとり。あんな男に愛されて、森雪のなんと幸せなことでしょう。
その森雪役の黒木メイサちゃんは、頑張ってましたね。本当は最初、エリカ様があの役をやるはずだったんだけど、メイサちゃんでよかったのだと思いますよ。容姿的にも原作のような細さで、ぴったり。エリカ様じゃ色っぽ過ぎる。木村君とのラブシーンも綺麗でした。
その他のメンバー。これはもう、最強の脇役陣でしょう。沖田艦長に山崎努。島さんに緒方直人。古代守は堤真一、佐渡先生に高島礼子、徳川機関長に西田敏行、そして~そして~!真田さんに私の大大だ~~い好きなぎばちゃ~~~ん!!(柳葉敏郎)
脇をがっつり固めると、主役の二人がより生きるんですね。
となると、今回見る前から不思議だったのが、「デスラー総統」と「スターシャ」は誰が演るんじゃ?という疑問。HP見てもキャスティングになかったし、見落としたのかな~と思ってたんですが、本日その理由が判明しました。
で、ここからが、さっき書きました「この映画は『宇宙戦艦ヤマト』の話なのか?」というところに関わってくるんです。
原作のデスラー総統は、緑色の顔をしたガミラスの総統。「デスラー総統、万歳!」の声とともに、華々しく登場するものすごくカリスマのある人でした。ヤマト(地球)の立場からみれば、彼は完全に「悪者」なのですが、デスラーも瀕死の状態のガミラスを守らなければならなかった。もちろん、冷酷非情な総統ですが、最後には人間くささもあったし、武士(もののふ)という言葉を使うことで、武士道の考えも原作にはあったのです。
また、連載の中には、デスラーの部下とヤマトが戦う中で、敵ながら天晴れと、互いを尊重しあうシーンも何度かあったんです。デスラーたちを決して「悪役」にしなかった。敵だけど、戦いの中で生まれた友情が湧く。
そんな人間臭いところもあの作品の魅力だったのです。が。ががが(笑)
映画版のガミラスは、人間でもなんでもない。思わず「プレデターか!?」と思っちゃいましたよ、あたしゃ。あれでは、なんの感情も湧きません。ただの「悪」です。で、思ったわけ。これじゃあ、HPにガミラスのこと、載せられない筈だよな~って。なんでも、人間が進化した意識生命体とか何とか言ってたなぁ。聞き逃したけれど。だから、セリフもヤマトの乗組員に乗り移って身体を借りて話すの。もちろん、「スターシア」も。けれど、スターシアは名前さえない。声は昔のまんまの声優さんを使ってましたよ。それは懐かしかったんですが、実体を無くしてしまったことで、息づかいとか、感情などが全く伝わってこなかったんですよ。
あれ、なんであんな設定にしちゃったんだろう。あんな設定にしちゃったから、感動が今ひとつ盛り上がらずに、終わってしまったような気がします。
さて、ラストです。
このラストによって、またまた感じ方も違う。基本私はハッピーエンド派なので、主人公が死ぬなどあり得ない。認めない。
それを何故あんなラストにしますか!?え?多分、あれ見た昔のヤマト知ってる人は、「劇場版のパート1とパート2(愛の戦士たち)を足して2で割った話だな」と思ったことでしょう。
「愛の戦士たち」では、最後のシーンで、一人残った古代が、雪のなきがらを隣にしっかりと抱いて、敵艦の白色矮星に突っ込んで行くんですよ。特攻隊さながらですね。今回は、それを取り入れて、自分ひとりで突っ込んでいく。当然、死にますわな。最期に「雪!」って言葉を遺して。
結局、島以下10名が地球に帰還し、放射能は除去される。そして一番のラストは、雪が緑の大地で古代兄弟が写る写真を見ていると、背後から「ママ!」と声がする。そうなんですよ、あなた!雪ちゃん、古代の子供身ごもってたんですわ。あ、もちろん、そういうシーン、ありますよ?ヤマトの中で二人は結ばれるんだもの。その時の子供なんですね。
つまり、古代は死んだけど、子供には緑の地球を見せてあげることができた、古代の平和への思いは、後世に繋がっていく、ということを言いたいんでしょうが。
納得できん!!
やっぱり、そこは忠実に、原作を取り入れて欲しかったなぁ。何故、死なせる意味があったんだろう。
ああ、随分、長く書いてしまいましたね。ま、そんなわけで、娯楽作品としては楽しめると思いますが、昔のヤマトを知る者にとっては、あと一歩と言ったところでしょうか。でも、これだけは言える!
木村拓哉は男前だ!!
ヤマトのことになると、止まらなくなっちゃうな。
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ヤマトの諸君!
めい、こんばんわ。拍手にコメ残せなかったとのこと。おかしいな~気付いてあげられずにごめんね。そしてコメ入れてくれてありがとう!
さて、ヤマト、行ってきましたよ。昔のヤマトを引きずっている人にとってはブーイングの嵐。「キムタクのコスプレ」「1と2を混ぜた作品」など、かんばしくないですね~私も「確かに~!」とブーイングに頷いてしまうところもあるのですが、あまり批判してもどうかとも思うので、割り切ってます(笑)「かっこいい木村君を見られて、よかった♪」ってね(笑)
めいは真田さんなのね!わかるわ~大人だもんね。で、今回、ギバちゃんでしょう!?ぴったり合ってるんだ~ギバちゃんはドリンク剤のCM見てても、「こんな人が上司だったら、一発で『FALL IN LOVE』よおおお~~~ッ」と思いながら見ています。
毎日携帯待ちうけ画面に収まっている木村君の写真をみながら、仕事頑張ってるのさ!
今年の年末、もしくは来年早々にもきっとTVでやるだろうから、その時また見ると思います。
では、またのお越しをお待ちしてます。そっちは大雪だろうね?どうぞ気をつけて!(毎日、中部地区の天気予報見るたび、めいを思ってるよ。)
さて、ヤマト、行ってきましたよ。昔のヤマトを引きずっている人にとってはブーイングの嵐。「キムタクのコスプレ」「1と2を混ぜた作品」など、かんばしくないですね~私も「確かに~!」とブーイングに頷いてしまうところもあるのですが、あまり批判してもどうかとも思うので、割り切ってます(笑)「かっこいい木村君を見られて、よかった♪」ってね(笑)
めいは真田さんなのね!わかるわ~大人だもんね。で、今回、ギバちゃんでしょう!?ぴったり合ってるんだ~ギバちゃんはドリンク剤のCM見てても、「こんな人が上司だったら、一発で『FALL IN LOVE』よおおお~~~ッ」と思いながら見ています。
毎日携帯待ちうけ画面に収まっている木村君の写真をみながら、仕事頑張ってるのさ!
今年の年末、もしくは来年早々にもきっとTVでやるだろうから、その時また見ると思います。
では、またのお越しをお待ちしてます。そっちは大雪だろうね?どうぞ気をつけて!(毎日、中部地区の天気予報見るたび、めいを思ってるよ。)