困ったものだ

４月も終わりに近づき、いよいよGWですね。今年は飛び石なので、あまり遠出はできないようですが、我が家はもとより遠出などするわけもなく、普段と変わりないお休みだと思います。

今年度から新しく採用されてうちの島に入ってきた二十歳のお嬢ちゃん。うちの息子と同い年なので、以前からちょっと気になっていました。物静かで、真面目な彼女ですが、ペアで仕事をしているOさん（同じく非常勤、年齢は４０過ぎ）が、ちょいとばかり厳しいようで、ここ最近トイレでメソメソしています。Oさんのきつさは周りも知っているのですが、彼女なりに今回は抑えているようなのです。以前は課内に響く声で当時のペアの女性を怒鳴りつけていたのですが、一応今回は相手の年齢も考えているのか、前回の１０分の１程度に声のトーンも落としているようです。それでも、やっぱりお嬢ちゃんには辛いようで、「続けていけるか自信がないんです」とベソベソ。初めてなんだから誰でも失敗はあるよ、大丈夫、って慰めていますが、この調子だと辞めちゃうだろうなぁ。うちの課は非常勤同志仲が良いので、何か事が起こると一致団結します。しかもほとんどが同じ世代なので、みんなお母さんモード。Oさんだって決して悪気があるわけじゃなし、仕事なのだから甘えは許されないし、そこはお嬢ちゃんにもわかって欲しいところ。明日はみんなで美味しいもの食べに行き、気持ちをスイッチして来ます。

で、我が家の旦那は、今流行の「新型なんちゃら」ってやつなんだと思うよ。
会社行くと気分悪くなって早退してくるくせに、モモクロのコンサートには泊まりで行くんだよ。
理解したくても、やっぱり私には理解できない。患ってから５年ほど経ちますが、なんでこうなっちゃったんだろうなぁ、と不思議で仕方がないですね。もちろん、彼には言いませんけれど。でも、やっぱり踏ん張って欲しい。踏ん張り過ぎるのはいけないってわかっているけれど。
とかく、当事者のことは取りざたされるけれど、それを支える家族の事はあまり言われないよね。ただ「患者にはこうしちゃいけない」「家族の理解が必要です」とか、そんなのばっかり。当事者が辛いのはよくわかるけれど、それを支える家族だって本当に辛いです。言葉一つ神経使って、アレ言っちゃいけない、これを言ったらまた余計症状ひどくなる、って、そんなことばかり考えていたら、黙るしかないじゃない。幸い私の場合は、仲間もいるし、自分の居場所みたいなところがあるから、苦しくなったらそっちに行けるけど、やっぱりこの先不安です。でも、こういうことだって、旦那には言っちゃいけないんだよね。言えばまた症状悪化するから。結局、当たり障りない会話しかできません。は～、困ったもんだ。