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管理人がある日突然、乳がん宣告受けました。 でも、笑って治すわよ!!

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弥彦と燕


緋村剣心の次に重要なキャラを、左之助とするか弥彦とするかは意見が分かれる所だと思います。普通なら、成人である左之助を剣心のパートナーとしたほうがスッキリするのかもしれません。(好みにも寄るでしょうけど)
私も初めの頃は、左之助が剣心を補佐する役だと勝手に決め込んでいたんですね。それがどうでしょう。何度も読み返すうちに、弥彦の存在感の大きさに、圧倒されてしまいました。

弥彦のキャラ設定が、泥臭くていいんです。もしエリート設定なら、この話自体つまらなくなっていたと思います。
極貧で、スリで、やくざの手下みたいなことをやらされていて、毎日盗みと暴力の中で暮らしていたところを、剣心に救われる。それからの努力は凄まじかったですよね。乱暴な所はあるけれど、根は優しい、正義感の溢れる子だから、目標にむかって必死で努力する姿に、感動しました。
剣心が壊れている間、町を守り、鯨波を相手に戦うどころか、諭すところまでしちゃう。11歳のコゾウがよく言うなぁ、と思わないでもなかったのですが、弥彦に言わせるところがいいのかもしれない。

燕もいい味を出していたな。壊れた剣心を、立ち上がらせたのは、燕ですからね。あのシーン、好きだった。どんな正論も剣心の心に届かなかったのに、弥彦を助けたいという一心が、剣心を立ち上がらせた。私、もっと燕にスポットを浴びせてもよかったんじゃないかな、って思います。

で、拙宅には、何作かこの二人のお話があります。この二人を書くのは楽しかったです。特に、大人弥彦を書くのが好きでした。絶対、いい男になってるはずなんです。
「剣路純情」に出てくる弥彦は、結構理想の弥彦(笑)
腕は強く、男気があって、決して後ろを振り返らない。しかも、細マッチョ系の身体をしていれば、尚良い(笑)そんな弥彦に愛される燕は、薫と同じくらい、幸せものだよな~

そんなわけで、後日、弥彦関係の作品も振り返ってみたいと思います。

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「白の情景」を「見事」と言ってくださった桜谷様に、感謝を込めて…


久しぶりにこの作品を読み返しました。ほほう、こんな作品だったのか(笑)いや、昔のヤツは忘れちゃうこともあるんですよ。しかも、この作品、地味でしたからね(笑)

十年前、父の葬儀が終わった数日後、家に白い蛇が出ましてね。今でもはっきり覚えているんですが、ブロック塀の上をニョロニョロと這う蛇を見て、家族一同「あ、お父さんが来たんだ…」と話したんです。
人間は亡くなると、小動物に姿を変えて、家族の前に現れると言う話を聞いたことがあるので、この作品に蝶を出したんですね。(蝶の方が綺麗でしょう?(笑))

原作には出てこなかった薫の両親ですが、あんな元気で素直ないい子を生み育てたお母ちゃんですもの、きっと綺麗で優しいおかあちゃんだったんだなぁ、って思いますよね。
ただ、この作品は「死」をテーマにしています。そして、その逆に、薫の身体には新しい生命が宿っている。つまり、薫のお母さんは綺麗なお母さんでした、ではなく、死は常に日常の中にあるのだ、ということを、幼い薫に経験させ、その対極の生(子を宿す)を大人の薫が経験することで、人の命の強さと儚さと大切さを訴えたかったというのが、ベースにあります。

この作品を書いてから、何年が過ぎたのかな。娘が突然学校に行けなくなり、それでも、動かない身体を必死で動かそうとしている娘を見ていると、母としての無力さを感じます。薫のお母さんだったら、きっと良い言葉をかけてあげるんだろうけれどね。
日々のことだから、綺麗ごとじゃ片付けられない。こっちがキレそうになるときもある。でも、最終的には、この娘には私しかいないんだと思うと、「ああ、私、まだ、ぶっ倒れちゃいけないんだ」って思うのですよ。
一日も早く、娘の笑顔を取り戻すためにね。

きっと薫ちゃんも、悩みながらお母さんになっていくことでしょう。
あの、剣路を育てていくんだからねぇ(笑)

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オリキャラと現代物を考える


このサイトを立ち上げた当初は、全くそんなことを考えたこともなく、脳内で果てしなく広がっていく妄想の世界に、思う存分漂っていました。
拙宅でも、オリキャラ&現代物、いっぱいありますよ。もう、「誰、それ?」ってくらい、オリキャラ出てくる。

例えば、「ほおづき」の「清ちゃん」、「剣路シリーズ」のお涼、剣路の悪友、千鶴のお兄ちゃん、弥彦&燕シリーズでも「恋」の正三郎、「緑、萌ゆ」の老婆、「あまやどり」の老夫婦。
ああ、数え出したら、キリがない。いや~たくさん使ってるなぁ。
おまけに、現代物。「ハレルヤ」は遊びで書いた作品で、「夢のトビラ」は現代物ならではの、いろんなツールが使える楽しさで、シリーズ化しようかと思っちゃったほど、楽しく書けた(笑)まあ、作品読んでいただければおわかりになりますが、ほんと、たくさんのオリキャラが出てます。

しかし、ある日、突然、そう、まるでカミナリに打たれたように、「?」と思う自分に気付いたときがあるんですよ。

オリキャラ…
現代物…

剣心じゃなくなっちゃうじゃん。
オリキャラ出すなら、剣心じゃなくてもいいじゃん。
現代物なら、もう、全く違う作品になっちゃうじゃん。

結果から言うと、そう感じても、やっぱりオリキャラ出しましたが、心のどこかで違和感はありました。
もともとのキャラをもっと大事に使ってあげれば良かったって。
二次の中では、オリキャラの存在がもともとの登場人物を食ってしまってるところもあって、でも、それはどうかなぁ、と思うのですよ。今でも。
原作の路線を忠実に、が基本で、そこから少し枝葉をつけるくらいが適当なのかな。あまりに枝葉を付けすぎると、肝心な幹がその枝葉に邪魔されて、何が本当なのかわからなくなってしまう。それ、すごく反省してるんですよ。
エピソードを無理やり作るのではなく、心理的な部分をもっと深めればよかったかなぁ。

そういう意味では、「この長い上り坂」は、我ながら頑張ったと思うよ(笑)
と、まあ、そうは言っても、全部自分の可愛い子供たちなので、「出来の悪い子」ということで…

あ、でも、現代物は確かに面白いよ。だって、制限ないからのびのびかけるもの。横文字自由に使えるし。明治編は、やっぱり横文字はなるべく避けてたなぁ。

ということで、今日はここまで。

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「剣路純情」

長編です。親父剣心の登場です。
我が家は姉妹でしたので、男の子のいる家庭というのに憧れていました。
そして、息子と親父の「いい関係」ってのも憧れでした。
思春期にぶつかる悩みを親父が絶妙なタイミングで手助けする、それは決してでしゃばりでもなく、説教臭くもなく、大きな懐と優しい眼差しで息子を信じ、その親父の心をふとした瞬間に息子も思い知る、みたいな、まるで理想的な絵に描いたような関係を書いてみたかったんです。

いや、実際、こんな理想な関係、有り得ないでしょう(笑)
皆、いい子過ぎる。悪ぶってるけど、いい子。私、やっぱり優等生が好きなのかしら、と自問自答してしまいましたよ。

以前マダムが、この道場の存在についてコメントを寄せてくださいました。普通に街に溶け込み、人々の拠り所となる。剣術には関係ない人たちが、何だかんだ理由をつけてはやって来る。そこが大事なんだと思います。剣心は稀代の剣客で求められるものもすごく大きいけれど、実は普通に主夫やって、子育てもやって、ご近所付き合いも大事にしている。
鼻もほじるだろうし、お尻だってかくだろうし(笑)スーパーマンじゃなく普通の、その街に根付き頼りにされる剣心こそが、彼の生きる道なんではないかなと。ま、ストーリー的には、星霜編のように日本中人々を助けに回っているほうが、絵になるんでしょうけれど(笑)
道場のご近所さんに一度聞いてみたいものだ。
神谷道場の旦那さんって、どんな人?って。

「ああ、緋村さんでしょ?いいひとだよ?あれこれ手伝ってくれるしね。
祭りの時なんか、先頭立って櫓組んでくれるしさぁ、夫婦喧嘩してるって言えば、仲裁にたってくれるし。ああ、でも、薫さんが行かせてるってのもあるらしいけどねぇ」

なんて答えが返ってくれば、嬉しい。

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短編「こころひとつ」

初期も初期。立ち上げの時にUPした作品です。先ほど、久々に読み返してみた(恥)あああああ~なんか、嫌(笑)上手い下手じゃなくて、いかにも剣薫の恋愛話をこじつけようとしている感があり、恥ずかしくなってきた。比古さんを出してきたのは褒めてやろう、ですが。

短編も長編もそうですが、書きたくて書きたくて仕方がなかった時期です。毎日剣薫のことばかり考えてた。次はどんなストーリー書こうかなって。

基本、ハッピーエンドで、勧善懲悪派ですので、いつも大団円に終わってる。それは最後まで変わらなかったかな。(「この空を飛べたら」は例外)
そういう意味では、つまらなかったと思いますよ(笑)
水戸黄門みたいでさ(笑)絶対、悪は滅びるの。まあ、原作もそうですけれど、当たり前だけど、あっちはもっと深かったからね。

背景設定のやりかたがわからなくて、四苦八苦していました。PCに遊ばれてた感あり(今でもそうだけど)
他サイト様のレイアウトがお洒落ですてき!でも真似できないもどかしさがありました。

「こころひとつ」も背景は内容と合ってませんね。なんでアレにしたんだろう。今なら、もう少し考えるなぁ。

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かおりです。頭痛、肩こり、首痛、腰痛、背痛、眼痛と戦う主婦・四十路・二人の子持ちです。
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