貧乏大学生

夕方、愚息からメール。アイツからメールがくるってのは、たいがい想像できる。

『一週間分くらいのインスタント食品を送ってくれると、嬉しいです』


ほうらね。金欠なんだ。今まで親と暮らしていたころは、気にもせずに使っていた小遣いも、生活費となるとそうはいかない。本人も考えていないわけじゃなかっただろうけれど、目算が甘かったようだ。で、今月約１０日を残して、残金が心細くなってきたというわけだ。

愚息の口座には、いつもぎりぎりしか入れていない、というか、こっちだって湯水のごとくあるわけじゃないから、そうそうは入れてあげられない。まだ奨学金の判定がないので、まるまる一か月分、こっちが送らなければならない。
本当は、光熱費をどうしようかと悩んだ。家賃と同じ、私が支払おうかな、と思ったけれど、それじゃあ一人暮らしの意味がない。生活費をやりくりしながら、あとはバイトでもなんでもして生活してほしい。これも社会勉強だわね。

と、言いつつ、やっぱり気になる。そこは親バカだよね。
段ボール箱にこれでもか、と言うくらいインスタント詰め込んで、それからほんの少しだけれど、お小遣い程度の現金も入れて宅急便で送ってやった。
米を買え、米とインスタントみそ汁さえあれば、便利だぞ、とメッセージを添えてさっき送ってきた。
こういうときだけ、頼ってくる。まったく、いい気なもんだ。でも、それをまた、困ったわ～といいながら、速攻で商品購入→宅配手配した私も私。
私の子離れは、いつだ・・・

コメントお返し～

蒼さま！コメントありがとうございました！
阪急電車、いいですね～なんだか、車両自体も可愛い
実は、娘の単行本を借りて、今日から読み始めたんです。昼休み、お弁当食べ終わってから、少しずつ読みます。有川浩さんの作品は、読みやすいですよね。す～っと入っていける気がします。有名な図書館戦争、私も読んでみようかな

愚息は相変わらずニクタラシイ態度です。全部一人でやったみたいな顔してる。あ～腹がたつ！
それでも、GWに帰ってくると聞けば、何食べさせてやろうか、と考えちゃう親バカな私です。
それはそうと、学費、かかりますな～今から出来る限り貯めておきましょうね。うちもあと一人いるし。
では、また～！

今更のハナシですが

映画は面倒くさくて、あまり好きではない。
２時間が限度。ストーリーの先々を考えると、あー、だるい…と思っちゃうから、映画自体性に合わないんだと思う。
そんな私が、先日、娘の借りてきたDVD[を、結局最後まで見てしまった。ちッ・・・ワタシとしたことが…
今更の話だけれど、「阪急電車」。かなり話題作だったし、映画嫌いな私もそのタイトルだけは知っている。
関西方面の電車事情はどうもわからないので、駅名を言われてもあまりピンとこないけれど、阪急電車の「宝塚」はもちろん知っている！ヅカファンの聖地、大劇場があるところではないか！予科生が電車を見かけると、電車に向かって一礼（先輩が乗っているかもしれないから）するっていう、アレね！？その沿線を描いた作品なのね？

ストーリーはもう言わずと知れているだろうから、あえてここでは触れないけれど、なんかホッとする映画だった。こーいう感じ、好き。すごーいドラマチックじゃないけれど、一人一人の人生の機微（最後のセリフじゃなけれどね）が、それは上手く描かれていて、あー、こんなことあるよな～、とか、そうだ、がんばれ～とか、自然にそう思える映画だったなぁ。だから、たまたま映画と言うことで俳優がクローズアップされているけれど、そこに乗り合わせている全ての人に、いろんな人生があるんだよな～と思えてくる（あたりまえだけど）。

たとえば、一枚の写真があったとする。それはなんでもいい。雑誌に載っている風景写真とか、新聞記事に載っている写真だとか。とにかくその一枚の写真にたまたま写っている人や車を見ると、ああ、今頃この人は何をしているんだろう、とか、ここを走るこの車は、どこからきてどこへ行くんだろうとか、そんなことを考えると結構楽しい。それが古い写真ならなおさらだ。
阪急電車は、その感覚と似ている。

袖触れ合うも多生の縁。たまたま乗り合わせた人と、どこかでつながっていたり、意外な巡りあわせになることだってある。それを考えると、ますます楽しくなるのだ。

諭吉、どこへ…

愚息の大学入学で、なけなしの諭吉が我が家から去ってしまい、今の我が家は超貧乏。
奨学金の申し込みの結果はまだ出ていませんが、どうぞ我が家も奨学金を認めてください、と両手を合わせてお願いしたい。

年度初め。さらに諭吉は出ていく。ああ、お前はいったいどこへ行くのか？この私を置いて・・・
固定資産税のお知らせ、来ちゃったよ・・・
こんなちっちゃな家にまで税金かけて、一体どーいうつもりじゃ～！？
１０年落ちの傷だらけな車から、税金とるな～！

・・・と、無駄な叫びをしたところで、取られるものは取られるので、叫ぶのはやめよう…
主婦の致命的なコト・・・節約術とかすごい苦手なんですけど・・・どう考えたって、食費はかかるよな～一か月３万で食費やってるヒト、尊敬します。
ま、こんな考えだから、諭吉も出ていくわけだ。
いいんだ、いいんだ、あたしゃ、宵越しの銭は持たないんだ・・・
って、そりゃ、江戸っ子のハナシ。あたしゃ、カテキンっ子だ。だからお茶を濁して今日は終わり。
う～ん、お後がよろしいようで。

江戸の仇を長崎で

・・・とられている毎日です。
くっそ～～！あんの野郎～～！！怒怒怒～！

今年度から本課勤務になりまして、２階から１５階にあがったんです。あ、言っておきますが、昇進じゃありませんからね。非常勤に出世なんてあるわけないんだから。
今までの職場の本課になるのですが、じつはその中で、二年前、あることが元で課同士が対立したことがありましてね。職種柄、その大嵐の真ん中にいたんですよ。当時の担当が、別の担当になって、同じ課にいるというわけ。直接仕事はかかわらないけれど、毎日同じフロアにいるんだもの、息が詰まりそうですわ。おまけに、私の前では苦虫潰したような顔。別の職員さん（たぶんお気に入りなんだろうな）には、これでもか！というほどのにこやかな顔で冗談まで飛び出している。さあ、果たして、これに気付いている人は何人だろうね。ゼロに決まってるでしょう。
彼は、気に入らない人には徹底的に冷たい態度をとる、と有名だそうですが、それを私もやられちゃってるのね。
もし、子供が独立していたら、こんなところ明日にでも辞めてやりたいけれど、まだまだこれからお金がかかるんだから仕方がない。今は必至で耐えてます。
ああ、言い出したらきりがなくなるので止めますが、毎日憂鬱！
八方ふさがりになる前に、なんとか息抜きしなきゃ。