管理人がある日突然、乳がん宣告受けました。
でも、笑って治すわよ!!
愚息の受験期間中、受検料を支払いに何度か職場近くの某大手銀行に振り込みに行った。待合のソファでは私と同じ年代の、同じ目的であろう方たちが待っているのを何度か見かけた。
そういう時期だからか、受付のお姉さんたちも心得ている。書類を渡し、手続きが終わると、そこでは必ず「必勝」と書かれた鉛筆2本セットを渡してくれた。
何度か同じ銀行に行くと同じ窓口の同じ担当のお姉さんにお願いすることがある。年のころなら、私と同じ世代か、もしくは少し年下か。ベテランなんだろうけれど、威圧感もなく感じのいいお姉さんだった。
そのお姉さんが、ある時こう言ってくれた。確か東京のM学院の受検料を支払った時だ。
「この大学、本当に素敵な大学ですよね。どうぞ頑張って下さい」
この言葉に、当時精神的にもものすごく落ち込んで追い込まれていた私は救われたような気がした。
何がいいのか、どうしたらいいのかわからないまま、毎日を過ごし、子供たちと暗いトンネルを右往左往していた真っ最中に、ふとかけられたその一言。
ありがとうございます、と言うのがようやくだった。泣きそうだった。自分を認めてもらえたような気がして(ちょっと大げさかもしれないけれど)、それから何となく暗いトンネルに一瞬でも光が射し込んだような気がして、そして背中を押してもらえたような気がして。
その大学はおかげさまで合格、ただし、別の大学に行くことになったので結局はご縁がなかったわけだけれど、私、ずっとそのことは忘れない。
毎日通るその銀行の前。きっとあのお姉さんは、ほかのお客様に対しても、あんな優しい言葉をかけてあげているんだろうな。
そういう時期だからか、受付のお姉さんたちも心得ている。書類を渡し、手続きが終わると、そこでは必ず「必勝」と書かれた鉛筆2本セットを渡してくれた。
何度か同じ銀行に行くと同じ窓口の同じ担当のお姉さんにお願いすることがある。年のころなら、私と同じ世代か、もしくは少し年下か。ベテランなんだろうけれど、威圧感もなく感じのいいお姉さんだった。
そのお姉さんが、ある時こう言ってくれた。確か東京のM学院の受検料を支払った時だ。
「この大学、本当に素敵な大学ですよね。どうぞ頑張って下さい」
この言葉に、当時精神的にもものすごく落ち込んで追い込まれていた私は救われたような気がした。
何がいいのか、どうしたらいいのかわからないまま、毎日を過ごし、子供たちと暗いトンネルを右往左往していた真っ最中に、ふとかけられたその一言。
ありがとうございます、と言うのがようやくだった。泣きそうだった。自分を認めてもらえたような気がして(ちょっと大げさかもしれないけれど)、それから何となく暗いトンネルに一瞬でも光が射し込んだような気がして、そして背中を押してもらえたような気がして。
その大学はおかげさまで合格、ただし、別の大学に行くことになったので結局はご縁がなかったわけだけれど、私、ずっとそのことは忘れない。
毎日通るその銀行の前。きっとあのお姉さんは、ほかのお客様に対しても、あんな優しい言葉をかけてあげているんだろうな。
PR