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管理人がある日突然、乳がん宣告受けました。 でも、笑って治すわよ!!

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日曜日のこと。実家の母から電話。

「Aが出先で倒れた。お姉ちゃんがついていて、今救急車を呼んで貰っているから」

つまり、姉とその娘が自転車をこいでいるとき、娘(私にとっては姪)が突然気分が悪くなった。たまたま近くに交番があり、そこへ駆け込み、おまわりさんが救急車を呼んでくれた、というわけなのだ。
結果から言えば、血液検査、心電図の結果異常なし、要は原因不明。点滴を打ってもらってケロッとした様子で処置室から出てきた彼女を見て、私も母もホッと一息ついたのだ。

病院へ向かう道すがら、母との話の中で一つの不安が頭をよぎった。

「病院のたらいまわし」

今回、搬送先の病院が早く決まったので、まさかたらいまわしになるようなことはないと思っていた。母とも
「すぐに病院が決まってよかったね」
と言っていたくらいだ。
だが、現実は違った。
私が、病院はすぐに決まってよかった、と姉に言ったら
「それがそうでもなかったんだよ」
という返事。
「S病院に行く前に、二件断られたんだ。K病院は小児科不在でお断り。もうひとつの病院も断られた」
ああ、やっぱりそうだったんだ。私の脳裏に、以前たらいまわしにされた結果命を落とした妊婦さんの新聞記事が浮かぶ。それだけじゃない。最近は同じようなことが何件も起きている。

姪の場合、幸いにも軽い症状で済んだからよかったものの、これがもし重篤な状態だったら一体どうなっていただろうか。
家族の容態がどうなるかわからない上に、立て続けに病院に断られたら、一体誰に頼ればいいのだろうか。
今まで他人事のように思っていたことが現実に身近に起きて、改めて事の重大さに気づいた。

医師不足、病院経営などその背景は様々で素人が口を挟むことは出来ないのかもしれないけれど、目の前で苦しんでいる人がいるならば、助けてあげたい、なんとしてでも救って上げたい。そう思えるのが人間なんだと思う。それが出来ないということは、きっと何かが病んでいるということなんだろう。

嫌な時代になったもんだ。

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