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管理人がある日突然、乳がん宣告受けました。 でも、笑って治すわよ!!

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今年も春の選抜が終わり、優勝校が決まった。
正直、私は野球には全くといっていいほど興味はないのだが、優勝校くらいは耳に入るので、「ふ~ん、オメデトウ~」と言った感じだ。(つまり、あまり感動はない)
だけど、今回はちょっと後味の悪い大会だったことは、興味の無い私でさえ思った。
R高校と、我が県のK高校とのトラブル。R校の野球部員がK高校の部員について、誹謗中傷のブログを書いたとして、R高校は高野連から厳重注意を受けた、との話だ。
今日、R高校の監督が引責辞任した、とのニュースを見た。
学校側も監督の辞任申し入れを「けじめをつける」という形で受理したという。

野球に興味はないけれど、同じカテキン王国の県民として、やはり気持ちのいいものではない。
高校のランク付けをするわけではないけれど、K高校は県内でも有数の進学校。県知事だってそこの出身だ。しかも歴史は古く、伝統校の誇りだってある。決して近くの高校ではないけれど、K高校と聞けば「ああ、あそこの高校なら大丈夫」みたいな(何が大丈夫かはわかりませんが…)信頼感も持っている。カテキン王国有数の素晴らしい高校が、あのような侮辱を受けるのは、同じ県民として非常に許しがたいことだ。

では、相手のR高校はどうだろう。21世紀枠という新しい枠の中で出場したという。これはその学校の良さが認められて出る枠だそうだ。新聞報道でも、R高校はK高校と同じく、文武両道でやはり有数な進学校だと評価されていた。
そんな素晴らしい学校の生徒が、何故、と思う。非常に残念なことだ。
多分、本人は、全く後先のことを考えずにやってしまったのだとおもう。
悪い言葉ほど自分に跳ね返ってくることが、まだわからなかったということだ。だから、まさかこんな大事になるとは思っていなかったのだろう。そして、自分のブログが「見られている」という意識が足りなかったのだ。
今回のことは、このメールを見た第三者が警察に抗議をしたことが発覚のきっかけだった。
何も考えず、ただその場のノリで「やっちまった!」的感覚。
でも、これって、本人だけの問題だろうか?
当然、部員全体の責任もある。
中には見てみぬ振りをしていたひともいるはずだ。
たまたまその「彼」がやっていただけで、他の生徒も同罪なんだと思う。

自分の何気ない、その場限りの言動が、恩師を辞任にまで追い込んでしまう。
私たちにも経験はないだろうか?
ここまではいかずとも、多かれ少なかれ、言葉で相手を傷つけてしまうことは大いにありえる。

この少年は、今、何を考えているだろうか?少年の家族はどんな思いで生活しているのだろうか?
言葉の持つ威力を、オトナはもっともっと子供に伝えるべきなんではなかろうか。
これは、この少年だけの問題ではなく、私たちオトナもしっかり考えなくてはならないのだと思った。

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全く、その通りです
桜谷様、おはようございます。いつも温かなコメントありがとうございます。
私も、悪いことをしてしまったとは言え、その少年の先行きが心配です。今こうしている間も、自分のしてしまったことにきっと後悔していることだと思います。今後、桜谷様が仰るとおり、厳しさと優しさを持って少年に接して欲しいと思います。非難ばかりでは彼はさらに追い込まれるでしょう。
私の息子はこの四月から高校一年生です。まさにこの少年と同世代。なかなか言うことは聞かず、と言うより、私のほうが最近ではあしらわれている状態です。その中でも、やはり厳しさと優しさを持って躾けていかなければなりません。それは親としての責任ですからね。
言葉の持つ怖さと温かさを、これからも私自身気をつけて使っていかなければいかなければいけないと、肝に銘じました。
かおり 2009/04/03(Fri)07:48 編集
一言の重み
かおりさま。言葉を選ぶというのは本当に難しいことですね。お顔もお声も分からないかおりさまにお便りする時は、もちろん何度も書いたり消したりし、最終的に送信のボタンを押す時にはいつもグッと緊張します。真剣に書きたい、でもユーモアも交えたい、ちょっとしたダジャレでお互いの気持ちをほぐしてみたい……そうしたいろんな思いがすっかり空回りして、いつの間にか一人よがりになってしまうのではないか、結局はへたくそな文章がそれに拍車をかけるのではないか、そうしたことが怖いですね。幸いどこの何者とも知れない私に対して、いつも丁寧なお返事を賜り、心底感謝しております。
今回の件で、この先一番気になるのはその少年のことです。今後、彼が家族や地域の中で無事に立ち直ることができるかどうか、たんに立ち直るだけではなく、相手の思いをより深く受け止めることのできる人間に成長できるかどうか、また周囲の人々が冷たく顔をそむけることなく、これまで以上に厳しさと優しさでもって彼を支えてくれるかどうか、そのあたりがとても気になります。
こういう話をする時は、それこそ「自分のことは棚に上げて」しゃべらざるを得ませんが、だからこそその少年にはしっかり立ち直ってほしいと思います。
桜谷 2009/04/03(Fri)00:49 編集
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