管理人がある日突然、乳がん宣告受けました。
でも、笑って治すわよ!!
どうも、トラブルに巻き込まれるタイプのようだ。
会議が終わり、コンビニで買い物をし、自転車をこいでいると、たまたま外人がゆっくり歩いていた。なにを思うまでもなく、普通に外人の横を通り過ぎた。ずいぶん体格のいいおばちゃんだな、とすれ違った瞬間思った。と、そのとき、後ろで「バタン!」と音がした。
驚いて振り向くと、おばちゃんがぶっ倒れている。
「おおおお???」
家では娘が待ってる。夜も9時を過ぎている。どーしよう…おばちゃん、起きる気配もなし。え~い!仕方がない。
私は自転車の向きを変えて、おばちゃんに近寄った。
「Are you OK?」
「・・・Yes・・・」
おお、意識はあるぞ。動ける。
その後、英語と日本語ちゃんぽんの、必死の会話が始まった。文法なんてクソクラエ、でも、もう少し英会話勉強しておけばよかった!おばちゃんも私の英語力と同じもしくは毛が生えたほどの日本語力。
何度か救急車を呼ぼうとしたが、本人が「ダイジョーブ!」と言う。
仕方がないので、本人の希望通り、彼女が持っていたスーパーの袋を私の自転車のかごに乗せ、5分ほど歩いた彼女のアパートまで連れて行った。
最後の最後まで、病院に行ったほうがいいですよ?タクシー呼びましょうか?それとも救急車ですか?と言うも、「ダイジョーブ」を連発。本当は私に一緒に着いて行って欲しかったようだが、申し訳ないけれど、私もそこまではできない。
結局、アパートまで送り届けて、私は帰ってきたというわけ。
でも、心残りだなぁ。
彼女は一人暮らしだから、もし何かあっても、一人で全部やらなけりゃいけない。私の頭の中に愚息の顔が浮かんだ。年齢は違えど、心細さは同じ。やっぱり、病院まで着いて行ってあげるべきだったのかなぁ。とにかく、早く元気になってほしい。
それにしても、私の英語力の素晴らしく情けないこと!
「突然倒れたの?」
って言えなくて、
「Suddenly、バタン!?」
と咄嗟に言ってしまった…
でも、通じた…
会議が終わり、コンビニで買い物をし、自転車をこいでいると、たまたま外人がゆっくり歩いていた。なにを思うまでもなく、普通に外人の横を通り過ぎた。ずいぶん体格のいいおばちゃんだな、とすれ違った瞬間思った。と、そのとき、後ろで「バタン!」と音がした。
驚いて振り向くと、おばちゃんがぶっ倒れている。
「おおおお???」
家では娘が待ってる。夜も9時を過ぎている。どーしよう…おばちゃん、起きる気配もなし。え~い!仕方がない。
私は自転車の向きを変えて、おばちゃんに近寄った。
「Are you OK?」
「・・・Yes・・・」
おお、意識はあるぞ。動ける。
その後、英語と日本語ちゃんぽんの、必死の会話が始まった。文法なんてクソクラエ、でも、もう少し英会話勉強しておけばよかった!おばちゃんも私の英語力と同じもしくは毛が生えたほどの日本語力。
何度か救急車を呼ぼうとしたが、本人が「ダイジョーブ!」と言う。
仕方がないので、本人の希望通り、彼女が持っていたスーパーの袋を私の自転車のかごに乗せ、5分ほど歩いた彼女のアパートまで連れて行った。
最後の最後まで、病院に行ったほうがいいですよ?タクシー呼びましょうか?それとも救急車ですか?と言うも、「ダイジョーブ」を連発。本当は私に一緒に着いて行って欲しかったようだが、申し訳ないけれど、私もそこまではできない。
結局、アパートまで送り届けて、私は帰ってきたというわけ。
でも、心残りだなぁ。
彼女は一人暮らしだから、もし何かあっても、一人で全部やらなけりゃいけない。私の頭の中に愚息の顔が浮かんだ。年齢は違えど、心細さは同じ。やっぱり、病院まで着いて行ってあげるべきだったのかなぁ。とにかく、早く元気になってほしい。
それにしても、私の英語力の素晴らしく情けないこと!
「突然倒れたの?」
って言えなくて、
「Suddenly、バタン!?」
と咄嗟に言ってしまった…
でも、通じた…
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息子なんて、つまんない。お母さんは、がっかりきているのだ。
一人暮らししだしたら、まるで母親のことなんていなかったように、連絡はしてこないし、電話しても面倒くさそうに話すし、メールの文字まで無愛想に見える。
姉は子供たち(私にとっては姪)とあれこれ話すらしい。私も娘とはいろいろ話すけれど、息子とだってお話ししたい。学校のこと聞きたい~!友達は?サークルは?野菜、ちゃんと食べてる?
ずっと昔。そう、もう30年以上前の歌かもしれない。さだまさしさんの名曲「案山子」は、一人暮らしをしている弟を歌った歌。
「元気でいるか、街には慣れたか、友達出来たか?寂しかないか、お金はあるか、今度いつ帰る?」
このフレーズを昔、姉が大学に行ったとき、さかんに母が口にしていた。あれから30年近くの年月が過ぎた今、今度は私が時々口ずさんでいる。
誰かが言っていたけれど、息子が出て行った寂しさに慣れるに、1か月かかった、って。
過保護だと思うでしょうねぇ。でも、仕方がない。寂しいものは寂しいのだ。
先日の入学式でのあまりのそっけなさに、「もう、仕送りなんぞしてやるものか」と思いながらも、翌日には口座に生活費を入れている。母は弱いよ。息子には。
一人暮らししだしたら、まるで母親のことなんていなかったように、連絡はしてこないし、電話しても面倒くさそうに話すし、メールの文字まで無愛想に見える。
姉は子供たち(私にとっては姪)とあれこれ話すらしい。私も娘とはいろいろ話すけれど、息子とだってお話ししたい。学校のこと聞きたい~!友達は?サークルは?野菜、ちゃんと食べてる?
ずっと昔。そう、もう30年以上前の歌かもしれない。さだまさしさんの名曲「案山子」は、一人暮らしをしている弟を歌った歌。
「元気でいるか、街には慣れたか、友達出来たか?寂しかないか、お金はあるか、今度いつ帰る?」
このフレーズを昔、姉が大学に行ったとき、さかんに母が口にしていた。あれから30年近くの年月が過ぎた今、今度は私が時々口ずさんでいる。
誰かが言っていたけれど、息子が出て行った寂しさに慣れるに、1か月かかった、って。
過保護だと思うでしょうねぇ。でも、仕方がない。寂しいものは寂しいのだ。
先日の入学式でのあまりのそっけなさに、「もう、仕送りなんぞしてやるものか」と思いながらも、翌日には口座に生活費を入れている。母は弱いよ。息子には。
先週の土日にかけて、愚息が花のお江戸にお引越し。学校が池袋にありまして、今後そのあたりを中心に出没(?)する予定。
引っ越しが遅かったため、電化製品もまだろくに揃っていないんです。時期的にも仕方がないと思うのですが、かの有名な池袋にあります「ヤ○ダ電気日本総本店」に行って買ったけど、ほとんど在庫切れ。しかもすごく時間がかかって、うちの主人は愚息とともに店内に6時間近くいたことになります。
でも、店員さんがお得になる支払方法を考えてくれて、プロバイダー契約5万円引きも含めて、13万とリーズナブルな値段に。だって、PCも含めて、冷蔵庫、テレビ、洗濯機などあれこれ買えば、あっというまに20万近くになっていたはず。どうせ、男の子なんて、全部そろってもやらないだろうし…4月中にはなんとか生活スタイルができるそうなので、それまで我慢ですな。
で、今日は入学式。実は引っ越しの帰り際、私は愚息と別れたあと、新幹線のホームで泣いたんですよ。寂しくて、心配で。(上司に言ったら、笑われた…)だからこそ、今日の入学式は楽しみだったの。できれば、まだ片付いていないであろう部屋に行って、ちょっとはお手伝いしてあげよっかな~、とか、愚息の食べたいものなら、ちょっと高くても奮発しちゃおっかな~とか…
それなのに、それなのにですよ?
待ち合わせ場所(地下C3)で会って、必要書類を私に預けるやいなや、「じゃね!俺、西口で友達と待ち合わせしてるから」と、あっという間に行ってしまったの。
ええ?それだけ?
たとえばさ、学校の正門前で、写真撮るとかさ、桜の木の下でツーショットで撮るとかさ?
考えないのか?アイツは…
結局、式(約45分)終了後、愚息を見つけるも、友達といるところで話しかけることもできず(愚息がすごく嫌がるの)、隠し撮りをしてしまった…何やっとんじゃ…
そんなわけで、勇んでいったものの、その割には帰宅時間がいつもより早かったのです。
余ったお金は、当然、ワタクシの自己投資に使わせていただいたわ。
ああ。でも、やっぱり、寂しいです。
引っ越しが遅かったため、電化製品もまだろくに揃っていないんです。時期的にも仕方がないと思うのですが、かの有名な池袋にあります「ヤ○ダ電気日本総本店」に行って買ったけど、ほとんど在庫切れ。しかもすごく時間がかかって、うちの主人は愚息とともに店内に6時間近くいたことになります。
でも、店員さんがお得になる支払方法を考えてくれて、プロバイダー契約5万円引きも含めて、13万とリーズナブルな値段に。だって、PCも含めて、冷蔵庫、テレビ、洗濯機などあれこれ買えば、あっというまに20万近くになっていたはず。どうせ、男の子なんて、全部そろってもやらないだろうし…4月中にはなんとか生活スタイルができるそうなので、それまで我慢ですな。
で、今日は入学式。実は引っ越しの帰り際、私は愚息と別れたあと、新幹線のホームで泣いたんですよ。寂しくて、心配で。(上司に言ったら、笑われた…)だからこそ、今日の入学式は楽しみだったの。できれば、まだ片付いていないであろう部屋に行って、ちょっとはお手伝いしてあげよっかな~、とか、愚息の食べたいものなら、ちょっと高くても奮発しちゃおっかな~とか…
それなのに、それなのにですよ?
待ち合わせ場所(地下C3)で会って、必要書類を私に預けるやいなや、「じゃね!俺、西口で友達と待ち合わせしてるから」と、あっという間に行ってしまったの。
ええ?それだけ?
たとえばさ、学校の正門前で、写真撮るとかさ、桜の木の下でツーショットで撮るとかさ?
考えないのか?アイツは…
結局、式(約45分)終了後、愚息を見つけるも、友達といるところで話しかけることもできず(愚息がすごく嫌がるの)、隠し撮りをしてしまった…何やっとんじゃ…
そんなわけで、勇んでいったものの、その割には帰宅時間がいつもより早かったのです。
余ったお金は、当然、ワタクシの自己投資に使わせていただいたわ。
ああ。でも、やっぱり、寂しいです。
身体が悲鳴をあげています。
ああ、ツライ。
同世代のみんなならわかってくれるかしら。
ほら、そこのあなた!あ~な~た~よ!
まず、肩、首。これは骨の変形も手伝って、余計痛い。
で、めまい。突然くらっときます。ちょっとした貧血っぽい(←学生の頃はちょっと憧れた…)
それから、吐き気。胃のむかつき。食欲はあるのですが…
それと、喉の詰まり。これって、ストレスからくるんだって。
あとは、むくみ。足の内部に水が溜まってるみたいな感じで、すごい不快。
いよいよ本格的か?と思ったら、
「かおりさん、まだまだよ。火照りがなけりゃ、更○期とは言えないわよ!」
と、隣に座るIさんのオコトバ。
あ~、なるほど。この不快感に火照りがつくわけね?
…冗談じゃねえッ!もっと不快になるのか~!?
早いとこ、寝よう。
ああ、ツライ。
同世代のみんなならわかってくれるかしら。
ほら、そこのあなた!あ~な~た~よ!
まず、肩、首。これは骨の変形も手伝って、余計痛い。
で、めまい。突然くらっときます。ちょっとした貧血っぽい(←学生の頃はちょっと憧れた…)
それから、吐き気。胃のむかつき。食欲はあるのですが…
それと、喉の詰まり。これって、ストレスからくるんだって。
あとは、むくみ。足の内部に水が溜まってるみたいな感じで、すごい不快。
いよいよ本格的か?と思ったら、
「かおりさん、まだまだよ。火照りがなけりゃ、更○期とは言えないわよ!」
と、隣に座るIさんのオコトバ。
あ~、なるほど。この不快感に火照りがつくわけね?
…冗談じゃねえッ!もっと不快になるのか~!?
早いとこ、寝よう。
愚息の受験期間中、受検料を支払いに何度か職場近くの某大手銀行に振り込みに行った。待合のソファでは私と同じ年代の、同じ目的であろう方たちが待っているのを何度か見かけた。
そういう時期だからか、受付のお姉さんたちも心得ている。書類を渡し、手続きが終わると、そこでは必ず「必勝」と書かれた鉛筆2本セットを渡してくれた。
何度か同じ銀行に行くと同じ窓口の同じ担当のお姉さんにお願いすることがある。年のころなら、私と同じ世代か、もしくは少し年下か。ベテランなんだろうけれど、威圧感もなく感じのいいお姉さんだった。
そのお姉さんが、ある時こう言ってくれた。確か東京のM学院の受検料を支払った時だ。
「この大学、本当に素敵な大学ですよね。どうぞ頑張って下さい」
この言葉に、当時精神的にもものすごく落ち込んで追い込まれていた私は救われたような気がした。
何がいいのか、どうしたらいいのかわからないまま、毎日を過ごし、子供たちと暗いトンネルを右往左往していた真っ最中に、ふとかけられたその一言。
ありがとうございます、と言うのがようやくだった。泣きそうだった。自分を認めてもらえたような気がして(ちょっと大げさかもしれないけれど)、それから何となく暗いトンネルに一瞬でも光が射し込んだような気がして、そして背中を押してもらえたような気がして。
その大学はおかげさまで合格、ただし、別の大学に行くことになったので結局はご縁がなかったわけだけれど、私、ずっとそのことは忘れない。
毎日通るその銀行の前。きっとあのお姉さんは、ほかのお客様に対しても、あんな優しい言葉をかけてあげているんだろうな。
そういう時期だからか、受付のお姉さんたちも心得ている。書類を渡し、手続きが終わると、そこでは必ず「必勝」と書かれた鉛筆2本セットを渡してくれた。
何度か同じ銀行に行くと同じ窓口の同じ担当のお姉さんにお願いすることがある。年のころなら、私と同じ世代か、もしくは少し年下か。ベテランなんだろうけれど、威圧感もなく感じのいいお姉さんだった。
そのお姉さんが、ある時こう言ってくれた。確か東京のM学院の受検料を支払った時だ。
「この大学、本当に素敵な大学ですよね。どうぞ頑張って下さい」
この言葉に、当時精神的にもものすごく落ち込んで追い込まれていた私は救われたような気がした。
何がいいのか、どうしたらいいのかわからないまま、毎日を過ごし、子供たちと暗いトンネルを右往左往していた真っ最中に、ふとかけられたその一言。
ありがとうございます、と言うのがようやくだった。泣きそうだった。自分を認めてもらえたような気がして(ちょっと大げさかもしれないけれど)、それから何となく暗いトンネルに一瞬でも光が射し込んだような気がして、そして背中を押してもらえたような気がして。
その大学はおかげさまで合格、ただし、別の大学に行くことになったので結局はご縁がなかったわけだけれど、私、ずっとそのことは忘れない。
毎日通るその銀行の前。きっとあのお姉さんは、ほかのお客様に対しても、あんな優しい言葉をかけてあげているんだろうな。