出てきた

放射線治療も１１回目。週１でドクターの問診を受け、そのほかはいつもの通り治療をします。

さて、このところ副作用が出てきました。私の場合は、右胸の奥がチクチク痛みます。すごい痛みではありません。けれど、気になる痛み。生理の時、胸が痛くなる感覚、あれがずっと続いている感じです。すご～～～く痛ければ、何とかしようがあるのですが、すご～～～～く痛くはなく、チクチクしているだけなので、何ともしようがありません。看護師も「そういうもんです」「大丈夫」という返事だけ。ネットで見ても、同じようなことが書いてあったんで、ま、そーいうもんだ、と思うことにしました。が、やっぱり気になりますね。

それから、前よりも胸が硬くなったかな、と思います。まあ、もともと、手術をしたときに、皮膚も剥がしちゃったので、右胸の内側半分はいまだに神経が無いし、触っても感覚がないんですね。だから、これと言って何か特別に、というわけでもないのですが、左右が確実に違う皮膚の感覚、左を触った後で、右を触ると、やっぱり「あ～手術したんだな～」って思い知らされます。
皮膚の色はまだそんなに変わっていません。でも、これから赤くなって色素沈着して、痒みも出てくるらしい。仕事中胸をボリボリかくのは恥ずかしいな～無意識に手を動かしてしまいそうだわ（笑）

腕は突っ張ってます。右腕を肩まで上げると脇から右胸乳頭にかけて、筋が張ってるのがわかります。ストレッチやってくださいって言われますが、つい忘れちゃう。
いろんなところに、ほんのちょっとずつ、出てきているんです。
でも、元気です。毎日がすごく楽しい。病気して、しかもそれが今まで考えたこともなかった病気で、もちろんドクターは大丈夫！ってお墨付きをくれたけれど、リスクはまだあるわけです。だから放射線治療やってるんだから。
でも、動けること、働けること、自分が職場で求められていることがすごく嬉しいです。だから、頑張りすぎるくらい頑張ろうと思う。頑張ることが、無理ではない。むしろ嬉しい。前回のブログで、治療したあとの精神的な落ち込みを書いたけれど、あれも正直な気持ち。治療後はやっぱり凹む。どっちが本当？って言われたら、どっちも本当。治療する前、治療リストみたいな個人表を見ながら問診されるんだけれど、それをやるってこと自体、普通の病気じゃないって、思い知らされる。だから、やっぱり凹む。けれど、仕事に戻れば、そこには私にしかできない仕事が私を待っていてくれる。それが嬉しい。私の病気は、仕事に救われています。

おかげさまで、内臓的な副作用はありません。吐き気もないし、たまにちょっと頭痛がする程度。だから、動きます。仕事も遊びも。
ということで、明日は久しぶりのステージ。下手くそな私は、精いっぱい頑張ってきます。やるしかないんだもん。

全く、嫌なモンだ

放射線治療を始めて７回目です。技師さんたちとも少しずつ顔馴染みになりました。
でも、やっぱり嫌なモンです。行く度に疲れる。身体がじゃなく、心が。すぐに元気になるから（家に着くころには）落ち込むとかそんなんじゃないんですが。よく食べるし、よく寝るし、好きな二次を書いて、最近では岡田クン三昧の日々なんで、なんの文句があるっちゅーねん！？て思うでしょうが（笑）ああ、岡田クンは自分へのご褒美なんで…勘弁してくらはい…
それでも、疲れます。放射線治療しなくてはならないという現状は、今まで私にとっては全く他人事だったわけで、それが現実に自分がやらなければならない。何でだ？って思う。もう手術しちゃったから完治じゃん、って思うのですが。うーん、少し精神的にまいってるのかな。珍しいこともあるもんだ。
病は気から。だから「病気」。
んーー。いかんいかん。こういう時は、寝るに限る。寝よ寝よ～zzz

照射開始

照射開始３日が経ちました。
放射線治療と言うことでしたので、どんな大袈裟の事かと思っておりましたら、何のことはない、普通にレントゲンと同じなんですね。レントゲン撮るとき、ドクターが部屋から出て操作してすぐにまた戻って来るでしょう？あれの、少し長い感じ。
格好は、CTの時と同じ。ただ、CTみたいに輪っかの中に入らず、腕を上げたままの状態で、照準を合わせ、ピンポイントで二か所から順番に照射します。
部屋に入って出るまで、全部で７～８分かな。もちろん着替えの時間含めます。だから、本当にあっという間です。

でも、このあっという間の治療が、実はいい意味でも悪い意味でもすごい治療なんだということを忘れちゃいけません。放射線、浴びてんだから。
だから、病院側も、リスク面をより強調して説明してくれました。でも、今はほとんどセットで組まれているとのこと。放射線治療ありき、で話が進むようになっています。私もそれで良いと思ったし。もちろん、心配はありましたが、多分私は大丈夫、というわけのわからない自信があったので（笑）

部屋には音楽が流れています。いつも「コブクロ」の曲が流れてます。やっぱり治療が治療なだけに、緊張をほぐす意味で、音楽をかけるんだな～と思いました。そういうところで、普通の治療じゃないって感じます。

入院時、限度額認定証を提出したおかげで、持ち出し分が少なく支払いが済みました。さらに、保険金もわずかですが入ったのですが、そんなわずかなお金、あっという間に吹き飛ぶほど、治療にお金がかかります。一回３９００円。診察のある日は４８００円ほど。それが全部で３０回あるんです。おまけに、最初の照射の時、なんちゃら料って名目で１８０００円も取られました。だからね～、保険金当てにしちゃいけませんぜ。ちゃんと使いまわすように出来ているんだから。

照射のリスクは、やはり患部が火傷状態になるってことです。それから、多少、肺にかかってしまうということ。
でも、そのほかは大丈夫です。すごく元気。
金曜日の朝、突然気持ち悪くなって、「これがまさか副作用？」って思ったのですが、ただ単にお腹がすいてただけでした。あっという間に解決（笑）

元気に治療中のかおりさんは、明日、町内のレクリエーション大会で要員として動きます。だって、体育委員なんだもん～♪

胸にイタズラ…（笑）

５月７日から、日赤の放射線科でいよいよ治療が始まるということで、行って来ました。痛くはないとわかっていたので、その辺は安心していたんです。じゃ、何が一番気がかりかって言ったら、「時給」のこと。治療から会計までおよそ１時間、と聞いていたので、毎日１時間ずつ取ればいいな～と考えておりました。問題は、何時に予約を取ればいいか。もし時間のタイミングがずれてしまえば、どんどん時給が無くなってしまう～もう、そればっかり考えていました。
非常勤って、本当に待遇が悪いのです。安く雇って、こき使う…もうその名の通りです。

一日目は照射なし。そのかわり、CTを撮って照射位置を決定していきます。上半身裸の、あらわな姿をさらけだし、さらには、マジックで胸にしるしを付けて行くのです。
こういうとき、困る。すぐに変な妄想するのは、私の悪い癖。しかも、全部お笑い系に結びつけちゃうから、口元が緩む。「動かないで」と言われているため、余計に口元がゴニョゴニョして、そういう自分を思うと余計笑いがこみあげてきて、もうどうしようかと思った。
照射位置をマジックで線を引いていきます。しかも男性二人がかりで。きゃ～～、やめて。あたしは夫も子供もいる身よ！確か手術前もこんなこと思ったよな～

ドクター（まだ若いお嬢さん）から、放射線のリスクが説明されました。
要は火傷の状態になるので、皮膚がかなりかゆくなったり、皮がむけてきたり。でも、もう、そんなリスクどうでもいい、と思っちゃいます。とにかくやるだけ。胸にくっきり刻まれたいたずら書き…じゃなかった目印、これをもとに、翌日照射をしていきます。
（初診料だけで８１０円の支払い）

驚くほど、元気

術後約２か月になろうとしています。
いよいよGW明けから放射線治療が始まります。その件につきましては、また詳しく載せるつもりでおりますので、
是非ご参考になさってくださいね。

今の状態です。
驚くほど、元気。いや、もう、食欲あり過ぎでしょう！？ってくらいよく食べるし、目がショボショボするくらい読書に集中できるし、仕事も忙しいながらとりあえずは新しい体制に慣れてきたので、もう少し仕事量増やしてもいいかな～と思えるほどにまでなりました。
気になるのは、患部の状態くらいです。結構、引きつるんですね。しびれはないのですが、手をあげると引きつるし、違和感はあります。相変わらず硬いし、感覚もないまま。これは想定内のことですけど、毎日のことになると、やだな～と思ってしまいます。

これって、「嵐の前の静けさ」かしら？と思ってしまうのは考え過ぎかな（笑）放射線は乳がんの場合、そんなに影響がないとかで、もちろん、皮膚の変色はあるにしても、普通に暮らせると聞きました。良かった～♪ただ、体質によっても違うでしょうし、こればかりは実際やってみないとわからない。何はともあれ、GW明けから私の第二次「がんばれ、オッパイ」が始まります。
症状が軽いようでしたら、新しいことを始めようと思います。まずは放射線治療の様子を見ながら。
あの時やっておけばよかった、という後悔をしないように。
あれもやろう、これもやろう、と思うと、毎日が楽しく思えてきます。でも、財布と相談しながらですが（笑）先立つものがなければ、あれもこれもできませんからね～

では、良いGWをお過ごしください。