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管理人がある日突然、乳がん宣告受けました。 でも、笑って治すわよ!!

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娘の小学校生活最後の運動会。天気は上々、まさに運動会日和。娘は運動はちょっとばかり苦手だけれど、それでも一生懸命みんなで力をあわせて頑張っていた。

選抜リレーというのがある。どこの学校でもリレーは花形で、クラス代表8名が2チーム作り、敵のクラスと合計4チームで争う。毎年、だいたい選手は決まっている。今年も常連がメンバーに名を連ねた。
さて、最高学年ともなると、勝つためには生徒同士で作戦を練り、チーム編成をする(らしい)。らしいと書いたのは、我が娘は選手ではないので(笑)、選手のお母さんから聞いた話だ。

勝ち負けは時の運。頑張ることに意義があるのであって、こだわる必要はない、とは、大人の弁。子供にしてみりゃ、そんな甘っちょろいことは言ってられない。勝つか負けるか、特に最後の運動会だから、チームの勝利は自分たちの肩にかかってくる。
そこで選手は考えた。2チーム作るのだから、タイムで分ければよい。そうすれば、1位&2位は確実に狙える、とふんだのだ。そうそう簡単に事は運ぶわけもないが、勝負は賭けだ。もしかしたら狙えるかもしれない。すると先生の一言があった。

「平等にチームを分けなさい」

さて、ここで質問です。チームの勝利を目指すのが大事か、それとも8人のタイムを平等に分けるのがよいか。

まずはレースの結果を申し上げますと、見事、3位4位だったのだ。そう、つまり、敵に1.2を持っていかれた。もしもあの時、チームを分けていたら、今よりいくらかマシだったかもしれない…
いや、チームを分けても、同じ結果だったかもしれない…
さあ、どっちだろうか?

平等は、大切。
でも、戦いも大切。

更に言うなら、「選抜」という方法を取った時点で、すでに「平等」という言葉の効力は消えている。


8人に委ねられた、リレーの作戦は、彼らに任せるべきではなかったか。たとえ負けても、納得できる負け方だったのではないか。

と、選手のお母さんは、私の隣で悔しそうに言った。

「平等の結果が、これだから…」

そう言って、運動場内で悔し涙を流す娘たちの姿を見ていた。

さて、平等と作戦。
小学生の子供たちには、どちらが大切なのだろうか。

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