髪を切った私に「別のひとみたい」と誰にも言われなかった寂しい女王です、残暑お見舞い申し上げ早漏。あ、お下劣ぅ~。今のフレーズがわかった同世代諸君よ、君を本日ただいまより「親友」と呼ぼう。I LOVE 聖子。
(ピリオドはしっかり打とう、中学生)
カテキン王国、何かの間違いじゃないか、と思うほど暑いので、豚の尻尾くらいにまで結べるようになった髪を切りました。
髪を切るに、全く抵抗なんてないから。うちの娘はすごい嫌がるけれど。あたしゃ、平気。かつてインストラクターやってたころは、当時付き合ってた彼氏より髪が短かったこともある。
そこの美容院、小さいけれどとても気が利くお店。夫婦で経営、サービス満点。時々すっげ~~~可愛いワンちゃんが、出迎えてくれる。犬猫どっちも大好きな私は、ラッキーちゃん(犬の名前)が居ないときは寂しい気持になっちゃうほど。お前だけだよ、ラッキー。私をそんなに熱烈歓迎してくれるのわ~!中年お父さんの気持がわかるな、うん。
何がサービス満点かというと、いろいろある中で、シャンプー後のマッサージ。これに時間をかけてくれるんだ。普通の店の5倍は時間かけてくれる。ていねいに、ゆっくりと、頭から肩、背中にかけて、少しずつ少しずつ。もう、気持ちよくて気持ちよくて、気づけば白河夜船(笑)よだれ垂らしそうになったことさえあるのよ(←マジ)
それに、料金だってリーズナブルだし。
さて、その日もカット終了。うんうん、なかなか良くなったぞ。いや、なかなか、どころぢゃない!ちょっとぉ~帰りナンパされたらどうしよう~(←旦那が迎えに来ること、すっかり忘れとる)いや~、いい女だわ~
鏡に向かって、にっこり笑う。
ご機嫌よく店を出て、家に入るなり鏡の前にGO!どれどれもう一度、いい女を拝もうじゃないの。
…だれ、このおばさん…
さっきと違う。店の鏡で見た私と、違う。
あれは、何?魔法だったの?
さすが、プロね。本当はそうじゃないのに、そうだと思わせてしまう雰囲気をあの空間に作ってしまうなんて。
女王、一本取られちゃったわ。
でもって、やっぱり翌日から髪はボサボサだったわ。