管理人がある日突然、乳がん宣告受けました。
でも、笑って治すわよ!!
子供会のおみこしについて、担当者が集まって話し合いをした。今年は選挙の影響で施設が使えず、祭りが今月の末になってしまい、おまけにサッカー少年たちの合宿も重なり、参加者(特に高学年)も随分減る予定。男手が足りないので、女子に頑張ってもらうしかなさそうだ。女子よ…がんば…あ、大丈夫だ、お前たちなら。男子よりも強いもんナァ(笑)
で、その話合い。参加してくれる子供たちには、ごほうびをあげることになっている。ジュースとカキ氷券で十分だろうと思っていたら、あるお母さんから
「確か、去年はポテトチップスもあげたと思う」
と言われた。昨年のノートを確認すると、なるほどそのようだ。けれど…
「ねえ、ジュースもあげて、カキ氷もあげて、その上、まだお菓子、あげるの?」
と、思わず言ってしまった。
「でも、去年だって、あげてるし」
「去年は、去年だよ。それに、去年何をもらったか、覚えちゃないでしょう」
「でも、去年はあげてますよね?」
「ねえ、お菓子、そんなに欲しいのかね?子供たちは…」
そこで、そのお母さんは口ごもってしまった。
私は、ちょうどいい機会だと思い、今まで子供会を通して思ってきたことを彼女に言った。
「お菓子なんか、あげるのは何のことはないんですよ。簡単です。でもね、もらうのを当然、と、ありがとうも言わないで黙ってもらっていく子って、多いんですよ。しかも、挙句の果てに、気に入らないと文句を言っていく子や、「ちぇッ」なんて言ってく子もいる。頭きちゃいますよ、渡しているとき。けれど、そこであまり『それじゃ駄目だ』と言い過ぎると、返ってその場の雰囲気を悪くすることもある。何もそんなお菓子のことぐらいで、と、大人同士がきまずくなることもある。それも困るから、6年間黙ってきたんですよ」
すると、そのお母さんは
「子供がおみこしをかつぐことで、お祝儀もらえるじゃないですか。子供が担がなければ、お金も入らないんだし、担いでくれた子に対して、感謝も必要ですよね」
あのね、それとこれとは違うだろう。確かに、暑い中頑張ってくれたことには、感謝もする。だから、参加してくれた子には、二品も出してるんだよ。これで全くあげないというなら、問題かもしれんが、祭りの中の一番人気のカキ氷券を出すって言ってるんだ。それで良しと、なぜできないんだ…一体、何品出せば気が済むんだ…
それにお祝儀ってのは、あくまでもそこに住んでいる方々の気持。そりゃ、いただければ嬉しいが、だからと言ってそれを前面に出してみこしを担がせるわけじゃないよ。
おみこしかついで、暑い暑いって、言いながらも、最後まで友達と頑張る。そうすることで、横のつながり、たての繋がり、人間関係を学ぶんだよ。子供会ってのは。お祝儀稼いでくれた子に、感謝する?見当違いもいい加減にしろ、と、喉まで出かかったが、ここで対立しても仕方がない。
「ま、いいですよ。お菓子出しましょう。ただし、お菓子を頂くとき、せめてありがとう、って言って欲しいですよね。」
と、折れた。折れながら、そうか、と思った。
ここんち息子だ。一昨年、子供会の慰労会で、焼肉屋が良かった、俺は参加しないと言ったのは。しかも、幹事の私に、ありのままを伝えてくれたな、そういえば。幹事がどれほど苦労して、頭を下げて、店を探し、ちびっ子ギャングたちのフォローをしてるか、あそこんち母さんは知らないんだ。だから、私に直接
「うちの子、ここのお店が気にいらないから、欠席します」なんて平気で言えるんだ。
ふん、よくよく、私はこの人とウマが合わないようだな…くそッ…
釈然としないが、仕方がない。たかがポテチ、されど、ポテチ。どうせあげるなら、すっきり爽やかな気持であげたい。
だが、私のような考えは、きっと煙たがられるんだろうな、と思うと、ますます釈然としないわけである。
で、その話合い。参加してくれる子供たちには、ごほうびをあげることになっている。ジュースとカキ氷券で十分だろうと思っていたら、あるお母さんから
「確か、去年はポテトチップスもあげたと思う」
と言われた。昨年のノートを確認すると、なるほどそのようだ。けれど…
「ねえ、ジュースもあげて、カキ氷もあげて、その上、まだお菓子、あげるの?」
と、思わず言ってしまった。
「でも、去年だって、あげてるし」
「去年は、去年だよ。それに、去年何をもらったか、覚えちゃないでしょう」
「でも、去年はあげてますよね?」
「ねえ、お菓子、そんなに欲しいのかね?子供たちは…」
そこで、そのお母さんは口ごもってしまった。
私は、ちょうどいい機会だと思い、今まで子供会を通して思ってきたことを彼女に言った。
「お菓子なんか、あげるのは何のことはないんですよ。簡単です。でもね、もらうのを当然、と、ありがとうも言わないで黙ってもらっていく子って、多いんですよ。しかも、挙句の果てに、気に入らないと文句を言っていく子や、「ちぇッ」なんて言ってく子もいる。頭きちゃいますよ、渡しているとき。けれど、そこであまり『それじゃ駄目だ』と言い過ぎると、返ってその場の雰囲気を悪くすることもある。何もそんなお菓子のことぐらいで、と、大人同士がきまずくなることもある。それも困るから、6年間黙ってきたんですよ」
すると、そのお母さんは
「子供がおみこしをかつぐことで、お祝儀もらえるじゃないですか。子供が担がなければ、お金も入らないんだし、担いでくれた子に対して、感謝も必要ですよね」
あのね、それとこれとは違うだろう。確かに、暑い中頑張ってくれたことには、感謝もする。だから、参加してくれた子には、二品も出してるんだよ。これで全くあげないというなら、問題かもしれんが、祭りの中の一番人気のカキ氷券を出すって言ってるんだ。それで良しと、なぜできないんだ…一体、何品出せば気が済むんだ…
それにお祝儀ってのは、あくまでもそこに住んでいる方々の気持。そりゃ、いただければ嬉しいが、だからと言ってそれを前面に出してみこしを担がせるわけじゃないよ。
おみこしかついで、暑い暑いって、言いながらも、最後まで友達と頑張る。そうすることで、横のつながり、たての繋がり、人間関係を学ぶんだよ。子供会ってのは。お祝儀稼いでくれた子に、感謝する?見当違いもいい加減にしろ、と、喉まで出かかったが、ここで対立しても仕方がない。
「ま、いいですよ。お菓子出しましょう。ただし、お菓子を頂くとき、せめてありがとう、って言って欲しいですよね。」
と、折れた。折れながら、そうか、と思った。
ここんち息子だ。一昨年、子供会の慰労会で、焼肉屋が良かった、俺は参加しないと言ったのは。しかも、幹事の私に、ありのままを伝えてくれたな、そういえば。幹事がどれほど苦労して、頭を下げて、店を探し、ちびっ子ギャングたちのフォローをしてるか、あそこんち母さんは知らないんだ。だから、私に直接
「うちの子、ここのお店が気にいらないから、欠席します」なんて平気で言えるんだ。
ふん、よくよく、私はこの人とウマが合わないようだな…くそッ…
釈然としないが、仕方がない。たかがポテチ、されど、ポテチ。どうせあげるなら、すっきり爽やかな気持であげたい。
だが、私のような考えは、きっと煙たがられるんだろうな、と思うと、ますます釈然としないわけである。
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