と言ったのは、うちの娘(小6)です。関西の方ならすぐにおわかりになると思いますが、「しげぞうじいさん」とは吉本新喜劇に出てくる、辻本さん演ずる変なじいさんです。鉄腕アトムに出てくる御茶ノ水博士のような髪型をして、着物を端折り、ももひきをはいてます。結構、笑えます。
普通、このくらいの年齢だと、
「あ~、カトゥーン好きだわ~」
とか、
「ヘイセイジャンプ(←字が合ってるかどうかわからん。平成か?)いいわ~」
とか、なるんだろうけど、
「しげぞうじーさん、好きだわ~」
って言う娘を、喜んでいいのか、悲しんでいいのか…
来年の大阪旅行を楽しみにしている娘です。
んじゃ、ごめんやっしゃ~ごめんやっしゃ~
女王改め「DJ☆KAORI」と呼んでYO~!(笑)
突然ですがラジオの生番組に出演してしまった…
なんで突然こんな事になったかといいますと、近々行われる某イベントのPRに行って来い、と実行委員長からミッションを受けまして…
先日の実行委員会義の時。
「いや~、困ったなぁ、誰も行く人いないんですよぉ。いや~、困ったなぁ、誰かいませんか~出てくれる人。いや~困ったなぁ~~(以下エンドレス)」
皆、し~ん…誰も「はい」と言わない。
私、沈黙苦手。役員決めるとき、一番バカを見るタイプ。要は、てめえでてめえの首絞めるタイプ。
いや、あのですね、私も一応仕事してるんですよ。そりゃ、他のお勤めの方に比べれば、若干時間的な融通は利きますが…だからって、そうそう休むわけにもいかないし…
「いや~、困ったなぁ、困ったな~」
…わかりました。行きますよ。行けばいいんでしょう…その代わり、原稿書いてくださいね。私、丸読みしますよ。それでよければ、行って来ます。
ということで、番組中のPRタイムみたいなコーナーに「出演」してきました。
本番自体は、DJの方に誘導される形で、滞りなく終了。さすがプロですな。喋りやすいように話を振ってくれる。おかげで私も緊張が解け、リラックスして「丸読み」が出来ました(笑)
普段一般人が入れないようなところに、入れてもらう機会が何度かあります(そーいう仕事も、しているのです)。そういう時は、仕事などそっちのけであっちキョロキョロ、こっちキョロキョロ、としてしまいます。真正面から見るのとはちょっと違った世界を垣間見ることができて、非常に面白い。今回の「スタジオ」も、やはりそうです。正直、ラジオ局にお勤めの方(DJも含めて)って、やたらと業界っぽくなっちゃって、「出演させてやる」みたいな態度をとるイメージが強かったんですが、今日のラジオ局は違いました。みんな腰低くて、感じのいいかたばかりでしたよ。
スタジオは案外狭かったな。もっと暗いイメージがあったんだけど意外にも明るかった!
DJって一日マイクに向かって原稿なしで喋るじゃない?それってやっぱり凄いと思う。なかなか真似できないよね~
まあ、何はともあれ、何とかミッション完了。あとは本番だ。
話は変わるけれど、更年期症状が悪化。耳鳴り、動悸が激しさを増しとります。一人静かにしていると、症状が表れます。ブログの名前、「更年記」というタイトルにしちゃおうかと思うほど。明日は心電図、取って来ます。
実際の観音様ではなく、中国の聴覚障害を持っているグループによる「千手観音」と言う名の踊りだ。以前某テレビ局で放送以来、あちこちでその名を聞くようになった。
聞こえないと言う障害を乗り越えて、恐らく想像以上の厳しい訓練を重ねて、音楽にあわせ、二十数名の団員たちが一糸乱れぬ踊りを見せてくれる。まさに「国宝級」と言ってもおかしくないほど素晴らしい芸術だ。
テレビで見て以来、機会があれば生のステージを見てみたい、と思っていたが、ついにその機会が現れた!
カテキン王国で行われたそのステージに、子供二人を連れて行ってきたのだ。
会場は満杯。チケット9500円は決して安くはないが、これほどまでに人を集めるのだから、それだけの価値があるというのもなんだろう。
いよいよステージが始まる。
真っ暗なステージが、黄金に染まった。一列に並んだ団員が、先頭の女性を中心に千の手を表して行く。その動きに、一つの無駄もない。細かく、計算しつくされたその動きに会場の観客が引き込まれていく。目が離せない。聞こえないのに、どうしてあんなに音楽に合わせられるのだろう。
確か、「息」を吹きかけて、タイミングを取ると聞いたことがある。彼らの練習風景(メイキング)をドキュメントで放送していたのを見た。「フ」「フ」と後ろから前に向かって次々に合図していく、というのだが、言うは簡単だけど容易なことじゃないはずだ。さらには、全体の踊りのときも、全員がぴたりと息のあった踊りをみせてくれるのだから、これはもう感動以外のなにものでもない。
「障害」を持っているから、何も出来ないと思うのは、健常者の驕りだ、とステージを見て思った。
人間と言うのは、限りなく可能性を秘めている生き物なんだと思う。
一緒に行った子供たちが、今日のステージを見て何を思い、何を感じたかはわからないが、少しでもプラスになればいいな、と思う。
ステージで素晴らしい演技を見せてくれた出演者の方々、また影でこのような素晴らしいステージを作ってくれたスタッフの方々に、心から感謝したい。謝謝!!
愚息がバスケの試合で打撲。痛ぇ、痛ぇと言いながら帰ってきた。聞けば試合中勢いあまって鉄扉にぶつかったらしい。頭は打っていないので良かったが、腕がそこそこ腫れ上がっている。
そんなもん、ツバつけときゃ治るよ、と笑ってはみたものの、やっぱり痛そうなので湿布を貼る。腕を打撲したのと、唇を切ったのも重なって、ちょっと辛そうだった。
夕方、書道のお稽古に行く前、自分でもおかしいと思ったのか、はたまたお稽古から逃げたかったのか、熱を測ったら37度8分もあるぢゃないか~!あ~、びっくり。本人もウレシそうにびっくりしてた(笑)仕方が無いのでお稽古急遽お休み~
ここまでは良かったのだ。それからだ。
しばらくして愚息の部屋に行くと、なにやら声がする。しかも低い声。ん?ふざけてるのか、と思い、布団をあげると声を出してマジ泣きしてる。
げげげ?なんだ?どうした、何があった?
どうやら旦那ちゃんに怪我のことであれこれ言われたらしい。要は、怪我するヤツが悪いとか、だらしがないとか、もうすこし言い方考えればいいのに、こてんぱんに言ったらしい。しかも私のいないときに。
本人にしてみれば、一生懸命試合に参加した結果の負傷なのに、なんでここまで言われなければならんのだ、少しは優しい言葉かけてくれたっていーぢゃん!俺、熱出てるんすけど?みたいな感じだったんだろうなぁ。
愚息をなだめて、旦那ちゃんのところに行く。確かに旦那ちゃん、愚息に対してきつい。厳しい、のではなく、きつい。娘にはデレデレしてるくせに。
泣いてるけど、何言ったの?と聞けば、俺何も言ってない、と言う。ほらほら、出た出た。大体そーいう発言になるんだ。言った、言わないの水掛け論。でもね~、普段の旦那ちゃんの言葉から想像すれば、大体納得できる。どうぜ頭ごなしに一方的に言ったんだわ。あの男はそういう男だ。
剣心は、絶対そんなことなかっただろうな、と思いながら旦那ちゃんの顔を見た。剣心なら、頭ごなしに決め付けない。きっと人の話を最後まで聞く。怒る時も、あの凄味をバックに、理路整然と諭すように言うだろう(←ある意味、脅しかも…(笑))。
「あのね、あんたが入院したとき、あの子は一生懸命あんたのこと心配してたんだよ。それ、考えてみなよね」
どっちが悪いかは一目瞭然。旦那ちゃんのしぶ~い顔が物語っている。けど、絶対謝らない。男の、いや、父親の沽券に関わるからか。まったく、アホらしい沽券だよ。
愚息はフーフー言いながら、今寝てます。負傷はするわ、熱は出るわ、おまけにこてんぱんに言われるわ…今日は仏滅だったねぇ。
ま、でも明日はいいことあるさ!