涙

万策手を尽きた

とまでは言いませんが、今、何も考えられない。出来れば仕事も辞めて娘の傍にいてやりたいけれど、かえってそれはお互いのために良くないので、頑張って続けます。


では、隠します。

娘が頭をかきむしって、泣きました。
ごめんね、ごめんねって。
私はただ抱きしめて、一緒に泣くしか術はない。

いや、その前に、私の言動にあの子が敏感に反応しているのかもしれない。
ため息、足音、笑顔、全てあの子に対する批判めいたものだったのかもしれない。
だから、「ごめんなさい」と。
「もう、嫌だ」と。

一番こだわっているのは、私なんだと思い知らされる。
学校と言う枠。
名門のネームバリュー。
「こうでなければいけない」という自分の中で作ったルール。
私の頭の中には、丁度大相撲の星取表みたいに、黒と白のマルが出来ているんです。黒星は、欠席。白星は出席。９月は完全「負け越し」で、無論、今日もそう。私は、白星を期待しすぎて、黒星が増えることにものすごい抵抗感を感じるんです。

せめて高校卒業の資格だけでも取っておかないと、将来就職、難しい、と何度聞いたことか。そのたび、息が苦しくなってくる。
でも、それが現実だから仕方が無い。

術はあるんだろうか。
何が自分には足りないんだろうか。もしくは、余計なんだろうか。
私の言葉が余計なのか？行動が余計なのだろうか？
肝心な言葉って？
でも、やっぱり最終的には、これが答えなんだ。

結局、私が一番理解していない、ということ。


出口は、どっちなんだろう。