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管理人がある日突然、乳がん宣告受けました。 でも、笑って治すわよ!!

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「寒椿」


拙作の中でも非常に地味な作品の一つですが、案外気に入ってるんです。
桂さんは、幾松を大事にしたんですってね。「明治の女傑」にも入っていると言うのは事実で、身分は低かったけれど桂を献身的に支えた賢い女性だったようです。

その幾松と剣心が剣心の人斬り時代に出会っていないはずはない。
ああ、もし二人が出会っていたら…
しかも、ほのかに憧れちゃっていたらどうなんだろう、という妄想から始まったこの作品。年上の女性ってのがいいですねぇ(笑)

幕末なんて殺し合いの時代です。200年続いた江戸時代が、土台ごとひっくり返される。天誅の名の下に、殺し合いも許される狂気の時代です。とかく幕末モノは登場人物も美しく、美談で話は進みますが、本当はそんなもの、無いに等しい。地獄絵のような凄惨な殺し合いに、わずか14歳の子供を人斬りとして使う長州の行く先を、賢い幾松なら案じただろう、と自分勝手に想像しました。(いや、本当は全く逆で、すごく過激だったりして(笑))

「あなたは幸せにならなくてはいけません」
「幾松殿、それはあなたも…」

の件は、好きなセリフです。互いの苦労を知っているからこそ、思いやれるんだとおもいます。

最後に薫と剣路を出したのは、剣心に「現在」を見つめて欲しかったから。「現在(いま)を生きる」ことが、彼にとっては大切だったからです。「現在」を生きることは、過去を忘れることじゃない。過去の罪と向き合い、その上で、前を向き生きることが、剣心に与えられた使命なんだと思います。そんなワケで、最後の薫と剣路は思い切り能天気(笑)

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