女王の住まいは、フランスはパリでござ~まして…
女王の住まいは、日本の中部地区・カテキン王国でござ~まして、お茶とみかん、最近では「し○ーかおでん」が有名な、非常に温暖かつのんびりした場所でございます。温かな気候のせいか、県民性ものんびりやが多いそうですね。でも、慎重な一面もあって、新商品が出ても決してすぐには手を出さない。だから、カテキン王国でまずテスト販売をして、その結果で全国展開をするかどうか決める、と言うことを聞いたことがあります。そういえば、女王が東京で大学生をしているとき、カテキン王国で買った煙草を飲み会の席に持っていったら、結構話題になったな。「何、これ?どこで買った?」みたいな(笑)(あ、ちなみに、女王は現在は喫煙はしとりませんよ。アシを洗ったのさ。ごしごし…)
カテキン王国は、我が故郷ですし、とても好きなのですが、もしも他に住めるとしたら、女王は大阪・沖縄に住んでみたいなァ。大阪と沖縄、全く関連性がないじゃんと思われますが、ええ、全くありません(笑)その通りです。
何でか、と申しますと、まずは沖縄。ここはもう気候的には最高ですね。暑いのが大好きな女王にとっては、こんなにぴったりの場所はありません。海は綺麗、自然は豊富。なんだか、日ごろのストレスも全部シーサーが食べてくれそうな感じだわ。聞いた話によりますと、ゴキブリの大きさが半端じゃない、ということですが(ほんとなの?)主婦にとってごきぶりは宿命のライバル。そんなことじゃァ、めげないわよ。
女王、今までに三回ほど沖縄に行きましたが、行くたびに期待通り、楽しい思いをしてきました。
さて、お次は大阪。実は、今年の二月まで大阪は全く縁がなかったんです。大阪と言えば、くいだおれ、グリコ、通天閣、芸人さん(吉本)が思い浮かびます。その大阪に三月に旅行に行ったのですが、これがめちゃくちゃ面白かった!!初めての土地なのに、とっても親しみやすくて、本当に楽しかったんですね。もう一度、今度はゆっくり大阪の町を歩きたい!思う存分、あちこちを見たい!と言う思いが募っています。愚息には、私のために、関西方面の大学に行かせようかと思うくらい。(まだ、大分先の話だけど・(笑))
…と、夢を持っておりますが、結局は主人の実家に帰ることになるんですがね。え?主人の実家はどこだって?そりゃ、もちろん、あ~た、おふらんすよ(笑)
昨日、カラオケに行った話をここで書きましたので、それに関係する話を。
車の中でよくCDをかけます。最近のお気に入りは、やっぱり80年代の曲。ニューミュージックと言われたジャンルですね。フォークとはまた違うんですよね、あれ。ユーミンやサザン、稲垣純一や鈴木雅之をとっかえひっかえ聞いています。
かけている間中、一緒に口ずさむのですが、歌詞がうるおぼえなため、すぐに「んふふ~」で誤魔化しちゃう。今日こそしっかり歌おうと思っても、やっぱり同じところで間違える。
「あなたを~○×▲∵&#~で~わたしは~愛○×■*+よ~」
すごく嫌な気分になるんだな。「ちッ、また間違えちまったよ」って、一人ハンドル動かしながら嫌な顔をしてしまうのです。歌詞ってどーして上手く覚えられないんでしょうかね。車の中って、人目を気にせず歌えるから、結構ストレス発散にはいいのに、結局上手く歌えないから、「…ふんッ」ッて言う気持ちになるんです。
あ~、思いきり歌いたいわ~って、昨日カラオケ行ったばっかじゃん。
実家の愛猫である「もも」の胸に、大きなしこりを見つけたのが今から約三週間前。いつも抱き上げたりしていたはずなのに、母も姉も私も子供たちも全く気がつかなかった。ピンポン玉よりわずかに小さいそのしこりは、先生の診立てによれば、十中八九乳がんで、しかも猫の場合は9割が悪性だという。大きさから言っても、おそらく転移の可能性は十分にありえるし、もしなかったとしても今後もあまり芳しくない状態が続くかもしれない、ということだった。
「もも」は、今から11年前に私の実家に迷い込んできた、雑種の猫。グレーの体に黒い模様があり、目がまあるくて人懐こいから、猫が大嫌いだった父が、いの一番に「部屋に入れてやれ」と言ったほど。かくしてももは、めでたく我が家の一員となり、あっという間に近所でも有名な猫になった。
「もも、ごはん?」と聞けば、「おあーん」と言うし、「もも」と呼べば必ず返事をする。今はもうそんなことしないけれど、娘がまだベビーカーに乗っていた頃、夕方、子供たちと近くの河原に散歩に行くと、必ず後を付いて来て、土手下で私たちの帰りを待っていた。
姉の教えている教室に、何度となく入り込み、一緒になって生徒と授業を受けている(それは、今でも変わらないけれど)。私が家に帰ろうとすると、必ず門までお見送りをしてくれる。お坊さんがお経をあげてくれると、その傍で神妙になってお経を聞いている。
とにかく人間が好きで、子供が好きで、猫じゃないような猫。それがももなのだ。
だから、今、手術を終えて、傷も大分癒えてきているはずなのに、体力が付いていかないのか、ぐてーッとしているももを見ていると、たまらない気持ちになってくる。もう寿命だよ、といわれても仕方がない年齢なのはわかっているのだけれど、それでも少しでも長生きすることを願って看病している。
今日、術後の消毒をしてもらうために、動物病院に行った。8時半からの受付なのに、待合ロビーは患者(?)でいっぱいだった。「犬猿の仲」と昔から言葉にあるけれど、犬も猫も吠える余裕すらないほど調子が悪いのか、嘘のようにロビーでは皆良い子にしていた。
飼い主は、我が子のように猫を抱き、犬の頭を撫でる。「にゃー」と不安な声をあげれば、安心させようと声をかける。まるで小児科の待合室で、母親が子供に「大丈夫だよ」とあやすように。
ももの前に座っていたワンちゃんは、耳のがんだそうだ。もう、治す方法がないという。
私の横のケージに入った猫ちゃんは、野良猫にやられたそうで、気がついたときは顔中傷だらけだったそうだ。みんな痛い思いをしている。痛いけれど、動物は声を上げることが出来ない。ただただ、痛みを我慢するしかない。動物も、ハードな世界に身をおいてるんだよね。
頑張れ頑張れ。精一杯生きろ。病気になんか負けるな。